会計ソフトの歴史を振り返る!?クラウド会計ソフトfreeeを使って自計化をしよう!

ども、税法大学院合格コンサルタントのTOMOYUKI

Twitterです。

突然ですが、個人商店の社長さん、中小企業の社長さん、会社の経理はどのようにやってますか?

自社で行ってますか?

それとも外注していますか?

今回は、会社を経営されていれば一度は聞いたことがある自計化について、その方法を解説したいと思います。

自計化すれば、固定費である税理士顧問報酬の大幅カットも可能になります。

なお、今回の記事は、帳簿を付けて確定申告する必要のない方には必要のない情報になりますので、そのような方は読み進めても有益な情報はございません。

自計化とは?

日本の国民は、確定申告をする必要があります。

日本の国民は基本的に、年に1回必ず確定申告(※1)をする必要があります。

これは法人でも個人でも関係なく平等に訪れるものです。

個人の方も毎年3月が来ると、憂鬱になるのではないでしょうか。

なぜなら、大抵の場合は税金を払うことになるからです。

※1
子供は申告する必要ないでしょとおっしゃる方もいると思います。子供かどうかは関係ありません。ようは稼いでいるかどうかが基準になります。未成年だからといって申告義務がないわけではありません。芦田愛菜(あしだまな)ちゃんも確定申告しているはずです。

 

事業をしている場合は、帳簿の作成が必要です。

さらに、事業を運営している場合は、帳簿というものを作る必要がある。

これは、簡単にいうと、会社の家計簿のようなものになります。

帳簿を付ける方法は手書きエクセル会計ソフト(ダウンロードして使用)会計ソフト(ネット環境で使用)記帳代行として外部に依頼の4つの方法があるといえます。

この中で自計化するというのは、手書き、エクセル、会計ソフトのいずれかを使って経営者が自ら、確定申告することをいいます。

以下、帳簿作成のそれぞれの方法についてメリットとデメリットを見ていきたいと思います。

 

 

自計化の方法を比較

会計ソフト

ネット環境で使用(いわゆるクラウド会計)

 

代表的なのはfreeeMFクラウド、ネット環境で使用できるため、パソコン、スマホからもデータを確認することが出来る。

メリット
●正しく処理すれば自動で確定申告が出来る。

●エクセルの知識はほとんど必要はない。

●簿記の知識は多少必要であるが、特にfreeeについては直感的に入力が可能なように工夫されている。

●弥生会計のようなダウンロードソフトより年間の使用料金が若干安い。

●freeeやMFクラウドに対応している税理士が多いため申告を依頼しやすい。

>>実際に使用している人もfreeeがないと経理が成り立たないと言っています。

3年間freeeを使い続けた私が徹底的にメリット・デメリットを解説します

 

デメリット
●入力作業をするときはネット環境が必要

クラウド会計といったら、最近CMでもやっているので馴染みがある人もいるのではないだろうか。

近年、猛烈なスピードで会計ソフトとしての認知度を高めている。

特徴は銀行口座やクレジットカードの連携が出来るため、会計の作業で時間の掛かっていた残高のチェックを省略できたり、ソフトが学習して仕訳の推測ができたりする。

例えるなら、会計ソフトが自転車なら、クラウド会計ソフトは電動アシスト自転車と言える。

 

 

パソコンにダウンロードして使用

 

弥生会計、ソリマチ会計などいわゆる一般的な会計ソフト

メリット
●正しい入力さえすれば、自動集計され確定申告まで出来る。

●エクセルの知識はほとんど必要はない。

デメリット
●正しい入力には簿記2級程度の知識が必要

●年間料金で支払うため、携帯の2年パック料金のように解約時期を考える必要がある

●クラウド会計に比べると月ごとの入力時間が掛かる

10年ほど前は、経理処理はほとんど会計ソフトで行っていたのではないだろうかというぐらい普及していた。

その普及率を例えるなら、パソコンにWindowsがOSとして普及したぐらいの衝撃だったのではないだろうか。

 

エクセル

エクセルといっても、一から自分でエクセル表を作るわけではなく。

エクセルの表計算ソフトが、無料でダウンロードして使用することが出来ます。

『エクセル簿記』

http://management.main.jp/excelb.html

メリット
●無料

●売上の集計も可能

デメリット
●正しい入力には簿記2級程度の知識が必要

●エクセルの知識が必要

会計ソフトが出る前にパソコンで出来る確定申告用のソフトとしては画期的な存在だったのではないだろうか。

私はこれを使って帳簿を作成されたお客さんを、今まで1人だけ見たことがあります。

私は現在まで100社ほどの会計を見させて頂いたことがありますが、そのうち使用しているのは1人なので、使用されている方はかなり希少ではないかと思います。

また、エクセルの知識もないと最後まで確定申告を行うことは厳しいと言えます。

 

振替伝票に手書き

振替伝票を付けて、それを自力で集計して売上と利益を計算する。

メリット
●紙(振替伝票)とペンと電卓があれば出来ること。
デメリット
●時間が鬼のように掛かるだろう・・・

『だろう・・・』という言葉を使いましたが、実際のところ、私はここまで古い手法をやったことがありません・・・

私がやったことがあるのは、振替伝票というものに仕訳を手書きしていき、事務所に戻ってから会計ソフトに打ち込むということはやったことがあります。

掛かった時間は、、、振替伝票を作るだけで、100枚ぐらいの振替伝票でしたが5時間ぐらい掛かっていました。

そしてパソコンへの打ち込みに2時間、合計7時間、さら遠方だったため移動時間が往復2時間なので、ほぼ一日掛かりで100枚の伝票処理を行っていました。

 

 

まとめ

自計化とは、確定申告をするための帳簿を自社で作成することをいいます。

帳簿の作成もテクノロジー進化によって、作成者に求められる簿記やエクセルの知識を極力小さく出来るようになってきています。

会計事務所へ帳簿作成を丸投げしている場合、顧問料には、記帳料も含まれているケースがほとんどであるため、自計化によって削減の難しい固定費のカットをすることも可能になります。

 

 

キーワード

簿記

日商簿記検定というのが一番有名ではないだろうか。

商業高校とかでは、授業で教えたりする。

日々の取引を仕訳という手法を使って集計する方法のことをいう。

この集計したものが決算書となり、融資の必要書類であったり、確定申告の必要資料になる。

 

振替伝票

振替伝票については簿記検定の試験でも出てくる。

簿記検定では伝票会計として出題される。

伝票は振替伝票の他に売上伝票、仕入伝票などがある。

振替伝票については、いかなる取引でも処理することが出来るというメリットがある。

なので、会計をする上でなくてはならない伝票と言える。

会計ソフトがいくら発展しても振替伝票というメニューは必ずあり、決算の際には使用することになる。

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