【会計ソフトfreee】個人事業主&法人でのが最適な料金プランを解説


 

まいどおおきに!

 

税法大学院合格コンサルタントのTOMOYUKIです。

 

私は現在、自身の経営する法人で、現在会計ソフトについてはfreeeを使っています。

 

前職で働いていた税理士法人では、主に弥生会計を使っていて、さらに私は元々弥生会計のコールセンターのオペレーターだったにも関わらず、現在は会計ソフトfreeeを使用しています。

 

そんな私が、freeeの最適な料金プランについて解説したいと思います。

 

料金プランのおさらい

 

会計ソフトの料金プランは、税理士顧問料と同じで目に見えないものなので非常に分かりにくいと思います。

 

個人プラン/法人プラン(月額の個人料金/法人料金【税抜】)※年一括支払の場合は割引あり個人事業主法人
無料プラン(0円/0円)下記どのプランも30日間は無料で使用可能30日限定で、銀行明細などを取り込んで閲覧可能、決算書はプレビューのみ
スターター/ミニマム(980円/1,980円)確定申告書の作成、請求書の作成決算書と請求書が作成可能
スタンダード/ベーシック(1,980円/4,780円)上記に+αで、消費税の申告、月次推移の確認が可能上記のプランに+αの機能が追加
プレミアム/プロフェッショナル(3,316円(※年一括のみ)/47,780円)上記に+αで、電話サポート、税務調査サポート補償が付く従業員規模21名以上の企業様またはIPO準備中の企業様向けのプラン⇒詳細は問い合わせ

個人事業主の詳細プランはこちら

法人の詳細プランはこちら

 

個人事業主

 

個人事業主の方が、会計ソフトを使用する一番の目的は青色申告で確定申告をするためです。

 

事業をされている方であればご存知の方も多いと思いますが、きちんと青色申告で申告するためには会計ソフトが必須です。

 

個人事業主の最も安い料金プランはスタータープランになります。

 

スタータープランでできることは、所得税の確定申告書の作成と請求書の作成です。

 

つまり、スタータープランで青色申告を受けれる確定申告書は作成できるということです。

 

では、次にスタンダードプランでは何ができるのでしょうか。

 

答えは消費税の申告書の作成と月次推移の機能の利用になります。

 

他にもあと少しスタータープランから追加される機能はありますが、この2つが大きな機能の差になります。

 

消費税の申告書を作成するためには、会計ソフトで税額ごとに区分経理して、それを申告の際に吸い上げる正しく集計する必要があります。

 

さらに消費税の申告書の様式に従って集計する必要があります。

 

消費税の申告書を作成する方法は主に2つです。

 

1つ目は、会計ソフトに付属されてる消費税申告書の作成機能を使うことです。

 

もう1つは TKC のよう税務申告専用のソフト使う方法です。

 

ただ税務申告専用のソフトについては別途料金かかるのが通常ですので、できれば会計ソフトに付属しているプラン内で使用できる消費税申告ソフトを使いたいものです。

 

それに、別途税務申告専用ソフトを用意するのはお金もかかりますし、そのシステムを新しく覚える必要も出てきますから。

 

スタンダードプランに追加されるもう1つの機能である月次推移ついては、初めて会計実務の世界に入った新人が、これだけとりあえず覚えなさいと教えられるぐらい重要な機能です。

 

なぜ重要かというと、月次推移を見るだけで会計上の異常な数値をすぐに確認することができるからです。

 

ある程度の売り上げ規模がないと消費税の課税事業者にならないと決まっているので、ある程度の売り上げ上がってきてから、このスタンダードプランを検討するというのが現実的かと思います。

 

個人事業主の料金プランの中で、最上位のプランにプレミアムプランというものがあります。

 

こちらは、年間の一括払いのみで対応しており、月額料金に直すと3,316円でスタンダードプランの約1.6倍ぐらいの金額になっています。

 

電話サポートが付く他、税務調査サポート補償と言うfreee独自のサービスを受けることができます。

 

税務補償サービスが必要かどうかについては、個人差がものすごい大きい部分になりますので、是非こちらのサイトを読んで検討材料にしていただければと思います。

 

『税務調査サポート補償の詳細』

https://go.freee.co.jp/freee-tax-inspection.html

対象者
会計freeeプレミアムプラン(個人事業主向け)ご契約者様

補償内容
(1) 税務調査の際、無料で税理士をご紹介します(ご希望の場合のみ)。
(2) 税務調査の際にかかる税理士の立会費用を補償します。
支払限度額 : 50万円
免責金額 : 0円
※事前準備、当日の立会等にかかる費用を負担します。(一日当たり10万円、1時間当たり1万円が限度となります)
※修正申告は対象外となります。

(サービス詳細ページから一部引用)

 

 

 

法人

 

法人のプランも個人事業主のプランと同様に30日間の無料期間があります。

 

法人の場合、プランを決める場合にはまずミニマムプランを検討することになります。

 

個人プランであるスタータープランの料金と比べると約2倍になります。

 

こちらは個人事業主のスタータープランと同様に決算書と請求書が作成できます。

 

しかし、個人事業主のスタータープランと違うところは確定申告書が作れないというところです。

 

ここは、個人事業主と大きな違いですのでぜひ押さえておいて下さい。

 

法人の確定申告をする場合には、別途、法人税申告書の作成が必要になります。

 

会計事務所では、ほとんどの場合、何らかの法人税申告用のソフトを使っています。

 

freeeでも別途料金を追加することで、法人税申告書を作成することが可能です。

 

ただし、法人税申告書は個人事業主の所得税の確定申告書のような簡易的な様式ではなく、数字が所々連動するような少し複雑な様式になっていますので、経理処理初心者の人には少し難しいかもしれません。

 

まあ、なのでミニマムプランでできるところというのは、法人税の申告までが完了できるわけではなくて、決算書と言う個人事業主でも法人が必ず作らないといけない書類を作成できるということになります。

 

あと、個人事業主プランよりも料金が高いだけあって、個人事業主のスタータープランに比べると機能は充実しています。

 

個人事業主のスタータープランでは作れなかった消費税の申告書と月次推移については、法人のミニマムプランで使用することが出来ます。

 

個人プラン/法人プラン(月額の個人料金/法人料金【税抜】)※年一括支払の場合は割引あり個人事業主法人
無料プラン(0円/0円)下記どのプランも30日間は無料で使用可能30日限定で、銀行明細などを取り込んで閲覧可能、決算書はプレビューのみ
スターター/ミニマム(980円/1,980円)確定申告書の作成、請求書の作成決算書と請求書が作成可能
スタンダード/ベーシック(1,980円/4,780円)上記に+αで、消費税の申告、月次推移の確認が可能上記のプランに+αの機能が追加
プレミアム/プロフェッショナル(3,316円(※年一括のみ)/47,780円)上記に+αで、電話サポート、税務調査サポート補償が付く従業員規模21名以上の企業様またはIPO準備中の企業様向けのプラン⇒詳細は問い合わせ

 

料金表をよく見ると、個人事業主のスタンダードプランと法人のミニマムプランは同額の1,980円になっています。

 

1,980円を払うと消費税の申告書月次推移が使えるようになるという風にプラン料金を抑えておくのも1つの方法かもしれませんね。

 

次にベーシックプランというものがあります。

 

こちらのプランはミニマムプランの料金の2倍以上と価格が一気に跳ね上がります。

 

プラスαされる機能を確認してみると、インターネットバンキングへの振込依頼など、経理の作業の効率化を後押ししてくれるような機能になっています。

 

料金もしっかり上がりますのでそれなりに便利な機能だと思います。

 

私の感覚からいくと、こちらも機能は会社にしっかり経理専門の人がいるような場合にのみ検討すればいいと思います。

 

社長が経理も含めてすべてやっているようなところであれば、ここまでの機能を使いこなすのは現実的になかなか難しいと思います。

 

私の経営する法人でもここまでの機能は使っていません。

 

最後に法人の料金プランにはプロフェッショナルプランというものがあります。

 

ご注意いただきたいのが、月額47,780円であって年額ではないというところです。

 

これがどんなプランなのかfreeeさんのホームページで確認しようと思いましたが、このプランに申し込むためには、まずお問い合わせをする必要があるようです。

 

こちらのプランは会社の規模で制限があるようで、従業員規模も21人以上の企業からといった縛りがあります。

なので、ある程度の規模でないとこちらのプランは検討する必要はないと思います。

 

 

 

確定申告するだけならどのプランが最適か

 

なぜ帳簿をつける必要があるのか?

 

その答えは確定申告をするためです。

 

では、その確定申告をするためだけという目的のためにプランを選ぶとしたらどれが適切か解説したいと思います。

 

まずは、個人事業主の場合ですが、消費税の申告をする必要がない場合はスタータープランを選択して、消費税の申告が必要な場合はスタンダードプランにするということでいいでしょう。

 

次に法人の場合は、ほとんどの場合ミニマムプランで十分です。

 

ただし、法人で申告を完了しようとすると、どの料金プランであったとしてもプラスアルファで法人税申告書を作成するためのソフトが必要なことは覚えておいてください。

 

決算書と消費税申告書についてはこのミニマムプランで作成できます。

 

名前はミニマムプランですが機能はパワフルです(笑)

 

ベーシックプランについては確定申告をするだけということであれば必要ないと思います。

 

 

 

実務家がおすすめする最適プラン

 

先ほどお伝えしたように、月々1,980円も払えば個人事業主の料金プランであれ、法人の料金プランであれ消費税申告書と月次推移が使えることはすでにお伝えしました。

 

会計の月次資料というのは、毎月更新していくことでどんぶり勘定を脱却するための様々な情報を提供してくれます。

 

その上で、月次推移というのは実務家もまずはこれを見てから、クライアントに説明したり、決算書を作成する上でまずは月次推移で数字の動きを確認するなど非常に重要なツールです。

 

これを見るか見ないかで会計の情報の活用のレベルがものすごく変わります。

 

なのでおすすめのプランは、個人事業主の場合は スタンダードプラン、法人の場合はミニマムプラン

 

これらを選択しておけば間違いないと思います。

 

個人事業主のスタータープランについては、確かに安くて初めての会計ソフトを使う場合のプランとしては最適かもしれませんが、月次推移がないというところが、今後freeeの使い方をマスターして使っていく上では物足りないと思うようになると思います。

 

 

 

まとめ

 

消費税の申告書と月次推移表を使用したい場合は、個人事業主であれ法人であれ、1,980円の料金プランを選択する必要があります。

 

月次推移というのは、実務家もまずはこれを確認するといった重要な書類であり、会計を確認する上で非常に大事なツールになります。

 

おすすめのプランは、個人事業主はスタンダードプラン、法人はミニマムプランになります。

 

ただし、注意点としては法人の場合は、そもそも会計ソフトfreeeの基本料金だけでは、確定申告を完結することはできないということです。

 

 

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