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定年退職するとなぜ急に将来が不安になるのか、会社と個人の必要資金の違い

本題

定年とは何

定年退職は、企業などの組織において、従業員が一定の年齢に達した際に退職する制度のことです。定年は通常、60歳前後に設定されており、一般的には労働能力の低下や体力の衰えを考慮して定められています。この制度によって、年齢による差別や労働過多を防ぐことが期待されています。ただし、近年では労働者の高齢化や廃業による能力不足などの社会的な問題もあり、一律の定年制度に疑問を持つ声もあがっています。また、定年後に再雇用制度を設け、能力や意欲のある者が継続して働けるようにする企業も増えてきています。 chatGPTより

定年退職をAIに質問してみると、このように回答を貰うことができます。

特に興味深いところは、「年齢による差別」「労働過多を防ぐことへの期待」でしょうか。

つまり、定年制度を設けることによって会社の組織としての機能不全を防ぐために定年制度というのは日本の文化として残っていると言えます。

漠然とした不安

定年後の収入としては、再雇用による収入、年金による収入、退職金による収入などが考えられます。

ただ、役職手当などが付いていた場合は、基本的には収入が下がってしまいます。

人間というのは、変化に対して漠然とした不安を覚えるものです。

先月まで50万円振り込まれていたものが20万円とか10万円になると不安に感じます。

そこに対して、いかにアプローチしていくかが人生100年時代を想定したライフプランだと言えます。

資金繰り

ここで、大事なことは資金繰りという考え方になります。

家計簿の未来予測版と考えていいと思います。

100歳までの資金繰りができれば、漠然とした不安は消えるはずです。

資金繰りというのは、基本的には会社経営において重視される言葉ですが、個人のライフプランにも応用ができると思います。

よく、事業を行うにあたって余裕資金を持っておくべきと言われます。

これは、資金ショートしてしまうと取引先への支払いができなくなり、倒産してしまうからです。

逆に、赤字であったととしても資金ショートしないのであれば中小企業としては問題は大きくはありません。

会社と個人の違い

会社と個人の違いで最も大きいのは、事業資金の借入ができるかどうかになります。

先ほど、資金ショートしないのであれば中小企業としては問題は大きくはありませんと言いましたが、それは取引を継続でき、銀行から融資を受けることができれば資金ショートをどんどん遅らせることができるからです。

しかし、個人の場合は、事業資金の借入というのはできません。

個人で可能な借入は、住宅ローン、カーローンぐらいではないでしょうか。

そもそも、そこまで至らないための貯蓄をしておくのが必要になります。

一般的に、会社の場合、半年分の仕入資金が手元にあれば財務は健全と言われます。

それは、いざとなったら借入ができるからになります。

いつまで働けるのか、いつまで生きるのか分からない個人の場合、会社とは比較にならないぐらいのまとまった生活資金が必要というのは借入ができない以上は明らかなことです。

長期間安定した収入源の確保

では、どうすればいいのか。

それは、長期間安定した収入源の確保しか道はありません。

いくら手元に貯蓄があったとしても、どこまで生きるか分からないので、収入源がなければどんどん目減りしていくだけです。

中でも、公的年金は一生貰うことができるという意味では、老後の収入源という意味では最も安全と言えます。

次に、やはりまとまった投資による収入というのは、目指したいところです。

不動産、株、経営権など資産を持っていることで不労所得に近い形で収入を得ることができます。

ただ、この投資というのはリスクもあるので、リスクを考慮しながら資金のバランスをチェックしながらやっていく必要があります。

あとは、自己投資、健康であれば働くことはできます。

資格や技術があれば、定年後でも収入源の確保は比較的簡単にできる可能性はあります。

公的年金・投資収入・労働収入が、バランスよく確保できるのがリスク分散になるので、バランスが大事かと思います。

副業の意識

サラリーマンの方で副業に対する意識が上がっていると感じます。

それは、将来の不安からくるものだと思います。

今まで、会社組織の中で行動していたことを、定年を機にいきなり個人で稼ぐというのは難しいと言えます。

なので、定年を控えている場合、会社員のうちからなんらかの副業を始めるなど、準備を行なっておくことが大事だと思います。

まとめ

定年後に不安を抱えている方は多くいらっしゃいます。

それは、定年前後の月々の収入の大幅な減少によるものです。

歳を取るごとに生活費は下がっていくと言われていますが、60歳はまだまだ若い時代です。

収入を労働による収入だけに依存しないこと、これが定年退職後には大事なことではないでしょうか。

 

息子&娘(5歳10ヶ月&1歳10ヶ月)の成長日記

さくらんぼが6つあったのですが、息子にあげて、2つは娘にあげてねというと、ちゃんと娘にあげていました。

娘に6つ渡してしまうと、そのままどこかに持って行って食べてしまいます。

息子はしっかりとお兄ちゃんをしてくれています。

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丸山友幸(まるやまともゆき)
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。 ウインタースポーツに打ち込みたいけど3月の確定申告がご不安な方はぜひご相談を!! 前走の私が直接対応させていただきます!! 既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。 著書「研究計画書の書き方 Kindle版」発売中 よろしくお願いします。