本題
私は、顧問先100%がfreeeを使用している会計事務所を経営している丸山です。
実践インボイスセミナー
先日、freee主催のセミナーに参加しました。
内容としては、前半にインボイス制度が得意な東京の公認会計士・税理士先生のインボイスが始まるまでの具体的な対策動画。
後半に新しいサービスの説明という2段階構成でした。
無料セミナーですので、こちらが聞きたいこと100%のセミナーというわけにはいかず、しっかり自社のサービスのご案内もされていました。
柔軟なfreeeさん
そこで紹介されたサービスですが、freeeデータ化
いわゆる記帳代行のようなもので、1仕訳20円で主に領収書を仕訳の形にしてデータで納品するというものになります。
そして、このサービスの新しいところは、使っている会計ソフトが弥生でもMFでも構わないというものになります。
これまでは、freeeのアカウントを増やす施策を積極的に展開されていたfreeeさんですが、ここにきて柔軟なサービスを推し進めているようです。
freeeデータ化サービスの流れ
ただ、データ化サービス、いわゆる記帳代行のサービスについては、会計事務所で以前から行っているサービスで、最近では企業もサービス提供していて、その代表格として、MFさんのストリームドが有名です。
ストリームドの場合は、領収書などの資料を郵送して、それが仕訳になって戻ってくるという丸投げスタイルですが、セミナーでfreeeさんから紹介されたサービスでは、自分で電子化する必要があります。(やり方が以前と変わっている可能性もありますので、悪しからず。)
スキャナーもしくは、スマホで写メで撮影したデータをfreeeに取り込むことで、数日後にデータとして納品されるという流れになります。
そういう意味では、freeeさんの方が手間が掛かると言えます。
インボイスへの備え
10月からインボイス制度が開始されます。
セミナーでも説明されていましたが、売上が5,000万円を超える消費税の課税事業者は対策が必須になります。
売上が5,000万円を超えた場合、原則課税で消費税の計算が必要となってきます。
すると、仕入れを行う場合は、相手がインボイスがあるのかないのか判断する必要があります。
これは、これまでの経理と今後の経理では、掛かる工数が2倍以上になる場合もあるなど、経理コストの上昇に直結してしまいます。
経理を全て手作業で行っている場合は、人件費の増加。
丸投げで税理士に任せている場合も、税理士報酬の増加は避けられません。
そうならないためにも、経理の効率化というのが急務になる中小企業というのは、多いと思います。
まとめ
今回は、freeeのセミナーへ参加してきた件について記事にしました。
freeeのデータ化サービスについての宣伝もありましたが、インボイスについては導入が迫っています。
後手後手に回る前に対策を行うべきで、そこにはクラウド会計などの効率化に優れた経理ソフトの活用を考えていくのが有効な対策になると思います。
息子&娘(5歳9ヶ月&1歳9ヶ月)の成長日記
最近、怪我や病気の多い娘が気の毒です。
昨日も、足の親指が大きく腫れてしまい、お医者さんで血抜きをして貰いました。
がんばれ、娘!
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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