がんばる税っ!
みつばち会計事務所の丸山です。
私は税理士業の他に税理士受験生向けのコンサルサービスを提供しています。
今日は、そう言った本業以外のサービスを提供することの影響について話していきたいと思います。
副業とは何か
最近では、副業と本業の組み合わせて1,000万円の年収を目指せとか、本業の年収が1,000万円、副業の年収が4,000万円と、どちらが副業かわからないような人までいるようで、副業という言葉のイメージが希薄になってきたと思います。
売上が高ければ副業になるのでしょうか。
それとも、そこに費やす時間が多いと副業になるのでしょうか。
明確には決まってはいないと思います。
ただ、私の場合、税理士と大学院のコンサルサービスのどちらが副業かと尋ねられると大学院のコンサルサービスが副業と答えることになります。
それは、どちらの売上が高いというわけではなく、税理士という資格を目指す過程で大学院に入学して得たノウハウでコンサルサービスを提供しているから、私の中では主従の関係では税理士業が前に来るからです。
卵が先で鶏が先か?の話とは違います。
この感覚というのは、上で紹介した転職と副業のかけ算を書かれたmotoさんも、年収が1,000万円のサラリーマンが本業で、年収4,000万円のアフィリエイト収入を副業と言っている感覚に似ています。
こちらの本でも、サラリーマンの経験が先でそれを副業のアフィリエイトで発信していると書かれています。
副業をする上で期待できること
少し話がそれましたが、副業をする上で期待できること、それは紹介に頼る必要性がなくなるということです。
ご存知の通り、今や税理士の顧問料というのは年々低下していて価格競争が起きています。
資格取得まで10年、20年掛かるのに、いざ税理士になって看板を掲げてもすぐにお客さんが来てくれるわけではありません。
また、.comからの紹介を頼ったら、紹介料として年間顧問料の70%以上を請求されます。
また、顧問契約というのはクライアントとの関係性が崩れてしまうと、それで終了です。
そのため、売上の100%を顧問契約に頼ると契約解除の恐怖心から過剰なサービスも積極的に提供する必要が生じます。
そうなると、ますます、本業に縛られて時間を取られてしまう可能性があります。
なので、副業の収入があるということは顧問契約に必要以上に縛られることなく売上を構成していくことが期待できます。
副業をする上で期待できないこと
私が純粋に税務の能力が最も高かったと思えるのは、まだ税理士資格を取っていない時期に、前職で30軒以上のクライアントを抱えていた時だと思います。
もちろん、日々忙しく業種の異なる会社で発生する問題に対応するため、日々実務能力が鍛えられました。
その頃と比べると担当しているクライアントの軒数は減っているので実務能力は下がっていると思います。
なので、毎年改正される税法などは自分で積極的に情報を取得していかないと、税務情弱になってしまいます。
顧問契約もさせていただけながら、それとは少し異なる仕事もしようとする場合は、意識的に税務情報をキャッチアップしていかないといけません。
そこは、税理士になると年間36時間の研修が義務付けられているので、勉強はしやすい環境ではあると思います。
誰でも何かしら強みはある
顧問契約以外に何をすればいいのか分からないといった人もいると思いますが、ただ人間100人いたら100通りの人生があるはずです。
全く同じ人生を歩んできている人はいません。
振り返ってみると自分の強みが見つかるはずです。
また、興味のある分野の能力は税理士になってからでも身につけることはできます。
そして、副業をするためには、サービスとしてとりあえず公開してみることが大事だと思います。
ホームページを持っていればそこに公開してすればいいでしょうし、今でしたら、クラウドワークスとか、ココナラで出してみてお客さんの反応を確認してみてもいいと思います。
1,000円でも2,000円でもいいので、まずは自分の力で収入を得てみることが副業をする上での第一歩だと思います。
息子(2歳5ヶ月)の成長日記
今日は、1週間の疲れがきてか、メルマガだけ書いて昼まで寝ていたのですが、「いつまで寝てんのよー」と息子に起こされてしまいました。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
ウインタースポーツに打ち込みたいけど3月の確定申告がご不安な方はぜひご相談を!!
前走の私が直接対応させていただきます!!
既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。
著書「研究計画書の書き方 Kindle版」発売中
よろしくお願いします。
令和6年確定申告のご依頼はこちら
税務調査対応(個人事業限定)はこちら
ミニマム法人の設立、税務顧問はこちら
すぽっと相談(オンライン)はこちら