合格18名!研究計画書で最も大事なことはテーマ選びではない。

がんばる税っ!

 

みつばち会計事務所の丸山です。

 

年々、税法大学院の志願者は増加しているようです。

 

税理士試験の受験者数は減っていますが、税理士試験の新規登録者の数はほぼ横ばいという状況からも大学院を併用して資格取得を目指す人が増えていることは簡単に想像が出来ます。

登録年度新規登録数
2015年2,750人
2016年2,767人
2017年2,885人
2018年2,727人

シナリオ

ターゲット

税法大学院に興味がある人

 

考えられる最も興味の高い疑問

どんなことをすれば合格できるのか?

 

具体的な対策

文章力の向上

選択したテーマの理解

教授を意識する

 

上記を意識して特に伝えること

自己紹介

税法大学院合格コンサルタントとしてオンラインコンサル、セミナーなどで述べ31名に指導して、うち18名が合格。

後期日程の試験で結果待ちの人もいるので、合格者の人数はまだ増えると思います。

その際に提供したサービスは、まずはフルパックといって分からない項目について随時コンサルしていくサービスから開始。

ABCサービスというコンサル、添削、文章力アップコンサルを選択式にしたサービスを提供。

最終的に、ABCサービスのいいとこ取りをして全体の金額を抑えた特急はやぶさ号のサービスを提供。

 

サービスを作る過程で意識したこと

短期間で最も効果的に合格できるレベルに引き上げること。

コンサルをやっていく過程で感じたのは文章力がそもそもない人が多いこと。

感覚として5人に1人ぐらいしか文章がうまいと感じる人はいなかった。

なのでABCサービスでコンサルだけではコンサル生自身の文章力の向上を上げることは出来ないと感じていた。

なので、特急はやぶさ号では、Twitterによる文章添削サービスを標準装備してABCサービスをフルパックで受講していただくよりも低価格に抑えて提供した。

 

テーマについて

大学院の願書を提出するときに必要な書類の一つに研究計画書がある。

これについて書き方が分からないという人が多い。

それもそのはず、それは正解がないからです。

結局、良い研究計画書とは大学院に入学できる書類であって真面目に書けば合格できるというものではない。

研究計画書を読む教授に気に入ってもらえるか否かが1番大事になる。

31人の人に対して指導してきた立場からすると正直テーマが何であっても合格レベルの研究計画書を書けると思う。

テーマは料理で言うところの材料であってあとは、書き手の腕次第でなんとでもなるものだと思っている。

 

教授に気に入られる文章とは

まず、教授の置かれている状況を考えて欲しい。

毎年、一定の人数の受験生の似たような研究計画書をみている。

関西の人気のある大学院の場合、前期後期合わせて100人ほどの受験生が受験する。

研究計画書のテーマは、ブログでも紹介しているが、租税判例百選などに載っている有名な判例を題材にすることが多い。

なので、受験生の間でテーマが被ることもあるし、その年度の受験生の中では被らなくても1年前の受験生が同じテーマで研究計画書を書いている可能性もある。

同じようなテーマの研究計画書を見る教授の気持ちを察するにとても退屈だと思う。

教授も同じ人間なので、この感覚はとても大事になる。

 

じゃあどうすればいいの?

大前提として読みやすかったり、第一印象で好感を持ってもらうことがとても大事になる。

大抵の税法大学院の入試には面接があるが、多くの場合、教授は提出された研究計画書を読んでから面接に臨んでいる。

と思う。

てか思いたい。

なので、大学院受験における第一印象とは研究計画書の冒頭の文章になる。

大学院によっては志望理由書と研究計画書が分かれている場合もあるが、その場合は志望理由書の冒頭になる場合もある。

その冒頭に1番力を入れて欲しい。

合格されたコンサル生についても、この冒頭にもっとも力を入れてもらうように指導した。

 

最後に

関西を中心に関東の大学院の受験生もオンラインで指導をしていて、大学院の事前の説明会に参加した人が言っていたのが、思った以上に参加者がいたと言うことだ。

これは自分の感覚とコンサル生に聞いた情報からの推測も入るが、今後、確実に税法大学院を志望する人というのは増えていく。

それは、ネットの影響もあるが、昔のように大学院を免除したからどうだと言ったレッテルは無くなってきていることが影響している。

5科目合格や税務署OBだからと言っても独立してすぐ集客できる状況でも無くなってきた。

要するに、独立する前の税理士資格を取得するまでの過程というのは、独立して仕事をするにあたってはほとんど意味をなさなくなってきたと言えます。

 

まとめ

税法大学院コンサルタントとして指導してきた立場としては、本当に重要なのはテーマがどうとかいうところではなく、教授に気に入ってもらえる文章力になります。

特に、文章の冒頭が第一印象となるため気をつけて書く必要があります。

テーマについては、あくまで料理をするための材料に過ぎません。

教授が読んでどう感じるかを1番に考えて書くというのが大切です。

 

息子(2歳5ヶ月)の成長日記

歌の本がありますが、最近は歌詞を結構覚えています。

昨日は、寝る前に一緒に歌いながら寝ました。

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