これがあるから消費税は怖いー決算期の変更、消費税の還付ー

本題

売上が予想以上

消費税は怖いです。

みかん株式会社(仮)が去年7月に設立して、6月決算で進んでいました。

役員報酬と役員賞与を設定しました。

この役員報酬と役員賞与というのは法人税法で、原則1年間変更することができないように決まっています。

打ち合わせを重ねていくと、売上が予想以上に上がっていきました。

インボイス制度

今年に入って、さらに上昇していき、4月以降はさらに売上が上昇する可能性が出てきたため3月で決算期を切ることにしました。

決算を何月何日にするかは自由に決めることができます。

法人税法で1年以内に申告をして納税する必要があるので基本的には、1年以内で決算を行います。

また、今回新しい消費税の制度にインボイス制度が入ってきました。

なので、去年の10月1日から適格請求書発行事業者となりました。

3月に社用車の購入

設立1期目の会社ですが、いろんな税務上の手続きが必要になったわけです。

当初、インボイスについては2割特例を使うことを考えていたので、数十万円の消費税の支払い予測を立てていました。

しかし、3月に社用車の購入があったため、改めて消費税の計算をやり直すとまさかの消費税の還付となりました。

ここまで、税務上の処理として、役員報酬と役員賞与の設定、6月から3月への決算期の変更、インボイスの発行事業者への登録が発生して、2割特例を考慮して簡易課税の選択はあえて出さない方向で進めていたのが功を奏して、決算申告時期である5月までいろんな変化がありました。

最後に

私も予想外の展開でした。

もし、消費税が設立の7月から計算されることとなっていたり、決算期が7月のままだったら、還付にはなっていません。

3月に車両が納車されるかどうかは、直前まで分かりませんです。

実務は本当にややこしいので、注意が必要だと改めて感じた一件でした。

 

息子&娘(6歳8ヶ月&2歳8ヶ月)の成長日記

息子が寝る前に、細長いスルメを一緒に食べながらソファーでゆっくりしています。

私も小さい時、父がくれるスルメの干物を貰うのが楽しみでした。

知らず知らずのうちに、似たようなことをしていました。

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