目次
本題
口座振替という永久機関
残念なことにネット銀行で法人名義の口座で社会保険料を口座振替できるところは1つもありません。
毎月発生する社会保険料の支払いですが、支払方法は以下の方法があります。
- 口座振替
- 金融機関の窓口で納付
- 電子納付(Pay-easy)
参考:日本年金機構より
この中で、最も便利な納付方法が口座振替です。
窓口納付は想像通りとして、電子納付のPay-easyは、毎月納付の手続きをする必要があります。
なので、ミニマム法人を作ったら、社会保険料の口座振替ができる法人口座を作りたいのです。
そうすれば、残高さえあれば、自動で引き落としてくれる永久機関を作ることができます。
法人口座の開設は難しい
しかし、法人の口座は、個人口座の5倍ぐらい作るのが大変です。
法人口座は個人と違って、実態証明を求められるので作れない場合もありますし、口座開設に必要な書類も多いです。
ゆうちょ銀行の法人口座の作り方はこちら
ネット銀行の法人口座は口座振替ができない
そして、今日の本題。
ネット銀行の法人口座で社会保険料の口座振替ができる銀行は、2023/02/07時点ではありません。
イオン銀行はネット銀行です。
イオン銀行については、個人口座のみ社会保険料の口座振替に対応しています。※イオン銀行の大阪営業部に確認済。
ちなみに、GMOあおぞらネット銀行の法人口座は、電子納付のPay-easyには対応しています。
これはこれで、ネット銀行の法人口座では革命的な対応です。
なぜネット銀行の話をするのか
では、なぜネット銀行の話をするのかというと、やはり作りやすいからです。
ネット銀行なので、もちろん銀行の窓口はないわけです。
ゆうちょ銀行で法人口座を作る時は、窓口に行く必要がありました。※今はもしかしたら、変わっているのかもしれません。
また、三菱UFJ銀行と三井住友銀行で法人口座を作ろうとした時も共に窓口に行く必要がありました。
三菱UFJ銀行は法人口座を作ることができたのですが、法人口座のネットバンキングは超絶使いにくいです。
その点、ゆうちょ銀行のネットバンキングは個人口座とほぼ同じで使いやすいのが特徴です。
しかし、ゆうちょ銀行は倒産防止共済の取り扱いがないという唯一の弱点があります。
ネット銀行は窓口がないので、必然的に郵送かネットで口座開設を進めることができます。
自宅にいながら、口座開設ができるので、ネット銀行で社会保険料の口座振替ができるようになると非常に便利なのです。
ただ、ゆうちょ銀行であっても、社会保険料の口座振替ができるようになったのは、2019年の6月からなので、当たり前のように対応しているようなサービスではないので、仕方のない面もあります。
まとめ
ミニマム法人を作ったら、社会保険料の支払いが毎月発生します。
そのため、口座振替という永久機関を作ることができれば、とても便利です。
未だ、ネット銀行の法人口座では、社会保険料の口座振替をすることはできません。
GMOあおぞらネット銀行の法人口座は、電子納付のPay-easyには対応しています。
息子&娘(5歳5ヶ月&1歳5ヶ月)の成長日記
娘が牛乳を取手のついた哺乳瓶でグビグビ飲みました。
そしたら、戻してしまいました。
まだ赤ちゃんには早かったのかもしれません。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。
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