こんばんわ、税法大学院合格コンサルタントのTOMOYUKITwitterやで!
5日振りにブログを更新した日に2つ目の記事が完成したで!
まさに絶好調やー!
サクサク文字が書けるで!
もしかしてこれが、一流アスリートなどが極限になった時に入るゾーンってやつか!
では本題に入ります。
目次
ごほうび効果を心理学から検証
ごほうび効果とは
ごほうび効果。
これは、私が勝手に考えて勝手に実践していた試験勉強法です。
消費税を合格した時に実践していました。
今回はそんなごほうび効果が、実際に効果があるのかを心理学の面から検証してみようと思います。
私が実践したごほうび効果とは、1日3時間勉強したら500円のお小遣いを貰うというルールを設定したものでした。
>>消費税を突破した時の勉強法についてもまとめています。
私は、このごほうび効果が消費税の試験突破に大きな武器になったと思っていますので、勉強において効果があると考えています。
そこで、いろいろ調べてみると、報酬を与えるという方法は、最近では、あまり効果がないという考え方が主流になっているようでした。
心理学用語の確認
私は心理学は素人なので、まずは基礎的な言葉の勉強をします。
内発的動機づけ・・・自分の内面から意欲がわきあがること(欲求)。
外発的動機づけ・・・自分の外側からの刺激によって意欲を引き出すこと。
アンダーマイニング効果・・・内発的動機づけによって行われた行為に対して、報酬を与えるなどの外発的動機づけを行うことによって、動機づけが低減する現象をいう。
例えば、好きでしていた仕事に対してごほうびを与えると、ごほうびなしではやらなくなってしまう、などの現象。
(出所)『コトバンク』https://kotobank.jp/(2018/07/30時点)
心理学の基礎的は考えで押さえておきたいのが、人が何か行動する時の動機づけには内部的なものと外部的なものの2種類があるとのことです。
ごほうび効果はアンダーマイニング効果に該当する!?
内部的動機づけとは、例えば勉強が好きで好きでしょうがない人というのは誰しも周りに1人はいたと思う。
そういう人が勉強すること自体が目的で、気づいたら5科目合格しているといったことは、内部的動機付けで行動していると言えます。
次に、外部的動機づけとは、例えば税理士になってたくさん稼ぎたいというような人がこれに当たる。
つまり、金銭や名声を得ることを目的に勉強しているような人は、外部的動機づけで行動していると言える。
そして、アンダーマイニング効果とは、例えば、1日3時間勉強したら500円のお小遣いを貰って勉強しているうちに、その報酬がなければ勉強しないようになる効果のことを言う。
んっ・・・
ンンッ、
ムムム、、、、、、、
私が効果があると思って実践していた方法はアンダーマイニング効果ではないか!!
これは何かの間違いじゃないの!!
実際、私はものすごく効果があったと思っています!
けっして、内部的動機づけは下がってないと思いますが、アンダーマイニング効果の定義にモロ該当してますね。。。
ごほうび効果は本当にアンダーマイニング効果なのか?
落ち着いてもう一度、アンダーマイニング効果の定義をおさらいしてみると、内部的動機づけによって行われていた行為に対して・・・
おちつけ、おちつけ、おちつけ。。
ということは、元々、外部的動機でけによって行われていた行為に対して、ごほうびを貰った場合はどうなるんだろう?
私はもともと、勉強が好きで仕方がないというよりは、税理士になって稼ぎたいという気持ちで目指していましたので、どちらかといえば、外部的動機づけで勉強しているといえます。
いろいろ調べましたが、外部的動機づけを上げる方法は見つからなかったですね。
たぶん、心理学の世界では、内部的動機づけを上げる研究がメインなんだと思います。
心理学は、精神的な部分の学問なので、内部的動機付けがよく研究されていることは当然のことかもしれませんね。
ごほうび効果は、短期的には効果あり!?
ただ、報酬をもらうことは、長期的には内部的動機づけを下げますが、短期的には内部的動機づけを上げる効果があるという話もありました。
税理士試験は1年に1回になりますので、当然勉強時間も長くなり、そおため中だるみをしてしまいます。
その中だるみの時にごほうび効果を設定して、途中で辞めて試験日までモチベーションを継続出来れば理屈としては一番いい状態で試験日を迎えれるはずです。
ただ、そうなると、試験日直前はアンダーマイニング効果が表面化して内部的動機づけが下がってしまうのか??
とても疑問が残る展開になってしまいました。。
ごほうび効果は、実はエンハンシング効果だったのでは?
では、実際のところ、私は報酬をもらうために勉強を続けられたわけではなく、もっと他の部分に影響を受けたのかもしれないという可能性が出てきました。
それは、何か?
またいろいろ調べてみると、エンハンシング効果という心理学の言葉もありました。
エンハンシング効果(Enhancing effect)とは、あまりやる気がなかった事柄に対して、「がんばったね!」「すごいね!」といった賞賛の言葉をかけることで、褒めた相手にやる気が出てくる心理現象のことを言います。賞賛効果とも呼ばれます。
(出所)『Web活用術』https://swingroot.com/enhancing-effect/(2018/07/30時点)
このエンハンシング効果が影響していたんでしょうか。
再度、自分の勉強を振り返ってみると、私はこづかい制なので、ごほうび効果をやった時は、何日勉強したからいくらと奥さんに請求してお小遣いをもらっていました。
その時に、奥さんから、「すごいね、本当にそんなに勉強したの?」とか、「しょあないなー、頑張ったからね」と言われて貰っていました。
これは!?!?
エンハンシング効果ではないのか!!
私がいままで考えて実行していたごほうび効果とは、お金が目的ではなく、結果的に奥さんに褒められるためにやっていたのか!?
文字にすると34歳にもなって、照れますねww
まとめ
はい結論。
私がごほうび効果と思っていたことは、お小遣いが目的ではなく、奥さんに褒められたいということが影響していると考えられます。
ただ、注意して頂きたいのは心理学の素人が結論付けたことなので、もしかすると間違っているかもしれませんので、あしからず。
でも少なくとも私は、ごほうび効果で消費税は受かったと思っていますので、試験勉強への活用はオススメします。
心理学の先生方、もし、この記事を見られましたらTwitter(@marutomo06)でも結構なのでご意見頂けると嬉しいです。
よろしくお願いします。
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