税理士は、いろんなパターンで税理士に登録をされる方がいらっしゃいます。
例えば、税務署出身で税理士になられる方がいます。
そういう人は、税務調査などに頼りになる存在として重宝されます。
今回ご紹介する本は、不動産業界で何十年と働いて引退され、自身の持つ不動産からの賃貸収入で悠々自適に暮らしている著者が書かれた本になります。
この本は、Kindleで定額の読み放題に対応しています。
不動産投資、やりたいと考えている人は多いと思います。
私も興味はありますが、１歩踏み出せないひとりです。
その大きな理由として、不動産会社に騙されるかもと勘繰ってしまうからです。
かといって、不動産会社なしで自分で物件を購入することは不可能でしょう。
そこで、この本が大変参考になります。
著者は、元々、不動産業界でトップセールスを何年も続けていた人物です。
その著者曰く、不動産屋が嫌がることをしろと言います。
もちろん、これは、不動産屋に嫌がらせをするわけではなく、不動産屋が濡れ手に泡の如く儲けるところを自分が頑張ることで、少しでも利益を出すことができることを意味しています。
分かりにくい不動産の売買について、分からないといって不動産会社に丸投げするのではなく、自分でできるところは自分でやることを著者は進めています。
というのも、不動産業界というのは、取り扱っているのが土地や建物というように非常に高額なものになります。
というのもあって、電話１本で何か紹介しただけでも、数万円、数十万円と手数料が入ってくるビジネスモデルとなります。
そこで、不動産屋に全て丸投げしてしまうと、大抵の場合は大事な財産を手数料として不動産屋に持って行かれて、せっかく投資しているのに実入りが減ってしまうと本著では説明されています。
餅は餅屋と言われます。
不動産のことは不動産屋が一番詳しいに決まっています。
本著は40ページほどの短編で３０分もあれば読めてしまいます。
私は不動産投資のど素人ですが、専門用語も少なく読み進めることができました。
不動産投資を今から始めようと考えられている方は、ぜひ一読されてみてはいかがでしょうか。
