「ワークマンは 商品を変えずに売り方を変えただけで なぜ2倍売れたのか」ピンポイントレビュー

本題

今日は、先日読んだワークマンについて書かれた本についてレビューをしてみたいと思います。

ワークマンについては、私もワークマンプラスが地元の近くに出店したことを機に何回か利用しています。

価格と品質のバランスがとても良いと感じました。

株価も好調というワークマンについて興味はありましたが、そのワークマンについて書かれた本著は、ワークマンの土屋専務の話を中心に丁寧に研究されています。

私は、いつも本を読む時は、いつも目次をみて興味のあるところを拾い読みするのですが、久々に最初から最後まで飽きずに読めた本です。

ワークマンは出店場所を本部が決める

ワークマンは、コンビニのように狭いエリアで競合しないように出店エリアは本部が決めています。

また、FCオーナーの条件は、法人でなく個人として契約。50歳未満の夫婦。など条件が決められている。

そこまで厳しい条件ではないものの、ワークマンの店舗品質を均一に高いところで維持できるようなものになっています。

商品の値下げはしない

ワークマンは、値下げはしない経営をしている。

また、価格帯は主に980円、1,980円、2,980円などで、その価格で全店で展開されているため、販売データにノイズが発生しない。

質のいい販売データを収集できることに繋がっている。

やらないことが決まっている経営

ワークマンでは、「仕事が終わったら帰って休んだほうがいい」という考え方である。

歓送迎会などもしなければ、仕入れ先への接待もしない。

その考え方から、販売促進費を掛けないと売れない商品はそもそも作らないという考え方のもの商品開発を行っている。

利益が高い商品のPRはしない

ワークマンには、1万5千円台の高額で利益の高い商品がある。

それをプロモーションしたら利益が上がり費用対効果が高いことはわかっているが、ワークマンの価格帯は980円から2,980円が主体であるため、ブランドイメージを重視して、費用対効果が高いからという理由だけではプロモーションを決めない。

無理に海外に出る必要はない

ワークマンの土屋氏は、中国の店舗を持つ必要はないと語る。

その理由は、国内に空白市場がまだまだあるからという。

ワークマンプラスはまさに国内の空白市場を開拓したブランドで、2の矢、3の矢の用意がある。

本社に「密集」しなくてもいい

コロナ禍で、本社に集まらなくても仕事できるようにした。

土屋氏いわく、打ち合わせはビデオ会議でできる。

むしろ移動時間が少なくなって考える時間が増えた。

コロナで変わる生活様式

Kindle 位置No.2503より引用

ワークマンでは、コロナの前後で人の生活様式がこのように変わると分析している。

元々、ワークマンはデフレ時に強く、コロナ後の需要の変化に対応ができると分析している。

独自のポジションを確立している

土屋氏は、日本の企業は、同質競争、同質経営が多いと指摘をする。

コロナの影響で、販路が狭まる可能性があるので、同業者と同じことをやっていても勝てないと話す。

そこで、ワークマンプラスはポジションの妙で成功したと話す。

まとめ

ワークマンは上場企業で、商品開発などにお金を掛けることもできる会社になります。

ただ、ユニクロやGUといった巨大企業がひしめくアパレル業界で独自性を持って成功しています。

経営者には、参考になる考え方もたくさんあると思いますし、大変面白いので、会社経営者にはおすすめの本です。

 

編集後記

今日は、YouTubeの編集、投稿を行います。

 

息子(3歳8ヶ月)の成長日記

レッツゴージャイアンツ

5/4vs広島 引き分け

 

ヨガ日記(SOELUソエル)

今日も、朝7時からリフレッシュヨガを受講しました。

GWも変わらずレッスンを受けれていて、朝からリフレッシュできました。

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