社長の引き際シナリオを作っていると新たな発見が3つもあった

本題

定年退職シリーズはゴールなく進めている

私事ですが、最近のYouTubeはシリーズもので更新しています。

直近では、行政書士の確定申告、そして、今進めているのが、定年退職シリーズになります。

私の動画の再生数は、100回超えるかどうかなので、全然大したことはないのですが、絶対に関心のあるだろう内容を題材に、検索で引っかかってくる動画を目指しています。

また、定年退職というのは、日本の文化なので、その影響を受ける人数も少なくないので、題材に選びました。

なので、これを伝えようとかは明確に決まっていなくて、漠然と定年後のお金について配信しようと決めているので、内容はその時に調べながら作っています。

そして、今週木曜日20時配信の最新作では、定年後のお金事情について、以下のようなことが私の中で発見というか再確認できたので、自分の知識向上の意味でも、とても有意義だったと思います。

発見したこと

最新作のテーマは、48万円を超えると年金の一部が支給停止となる制度について、その内容と対策をまとめました。

60歳を過ぎた社長の疑問に答えた形の動画です。

ミニマム法人使える?

大きな発見としては、ミニマム法人がここでも使えるかもという点です。

支給停止になる要件は、年金と社会保険の対象となる給与と賞与の1ヶ月相当の金額で計算されます。

例えば、65歳から普通に年金の受給を開始して、年金を貰う場合、賞与を含めた給料の金額をできるだけ抑えることを考えます。

すると、ミニマム法人の場合、役員報酬を月5万円ほどに設定するので、ほぼ確実に支給停止の影響を受けないということになります。

ただし、後述する退職金については、ミニマム法人というのは相性がよくありませんので、各社の状況による判断が必要になります。

年金は確定したものではないこと

年金は、今やいつからでも貰うことができます。

ただし、60歳から75歳までの間に限定されますが。

いつ貰うのが正しいかの答えは、いつ死ぬのかが分からないと正解は出せないので、結局正解は出ません。

だって、75歳まで繰り延べて、84%増加させたところで貰おうと思っても74歳で亡くなったら1円も年金はもらえませんからね。

そういう意味では、年金というのは、幻と考えていいかもしれません。

国の制度なので、65歳になったタイミングで必要かどうかでそのまま貰うのか繰り延べるのかを選択してもいいかもしれません。

繰り上げの減少率が月0.4%と繰り下げの上昇率の0.7%より低いので、60歳から先に貰ってしまった方が得と考える人もいるかもしれないですし、逆に、より増えるので70歳とか75歳から貰った方が得だと考える人もいると思いますが、それは個人個人の考え方なので、選択していただければと思います。

役員の退職金は優秀

再認識したことは、役員の出口対策として退職金は外せないということです。

退職金の税金計算は、本当に優遇されています。

これを使わない手は考えられません。

そして、忘れてはいけないのは、退職金算定において広く知られている方法です。

退職金の適正金額について、税法に定めていない以上、一般に公正妥当な金額で算出する必要があります。

その場合、基準となるのが、直前の役員報酬の月額金額となります。

なので、理想としては最も高い役員報酬の時に辞める。

引き際でいうと、巨人の阿部慎之助のように、日本シリーズでホームランを打っても、余力を残して退職するような感じでしょうか。(野球知らない人はすいません。)

そして、がっぽり退職金を自分に支給していただければ、いいのではと思います。

まとめ

シリーズでYouTubeの更新をしていますが、毎回何かしらの発見があって楽しいです。

今回は、社長の引き際についてということで、3つほど新しい発見または視点を見つけることができました。

 

息子&娘(5歳11ヶ月&1歳11ヶ月)の成長日記

娘の頭に大きなおできができて、そこから血が滲んで髪の毛に絡まっていました。

深夜、奥さんと2人で、その髪の毛を切っていたのですが、子供なんで意味がわからず暴れてしまいます。

それでも、髪の毛を部分的に切ることに成功。

難易度の高い共同作業でした。

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