ギャンブルで負けるなら株で負けた方が良い理由ー外れ馬券に1円の価値もなし

本題

麻雀の規制

日本はギャンブルについて、かなり規制が厳しい国のひとつです。

麻雀しかり、競馬しかり、宝くじしかりです。

麻雀は、ギャンブルですが、なぜ雀荘が成立しているかというと、ある程度低いレートだとギャンブルとは見なされないからです。

ただ、ギャンブルかギャンブルでない境界線について点ピンだったらOKという明確な規定はありませんが、慣習として大丈夫なだけでギャンブルに変わりはありませんし、例えば、雀荘の許認可を取らずに場を開帳などしてしまうと罪に問われる危険性もあります。

競馬の税金

競馬については、国に運営している公営のギャンブルになります。

実質的に半分は国に回収され、半分が配当されるというめちゃくちゃ不利なギャンブルになります。

競馬については、税金面がめちゃくちゃ不利です。

万馬券を当てて、1,000万円勝ったとしても、そこから外れ馬券を除いた当たり馬券に掛かった費用を引いた金額に対して税金が掛かってきます。

一時所得

これを一時所得と言いますが、もし、10万円の馬券を買っていた場合の税金は、その一年で、それ以外の収入がなく社会保険料なども一切払っていなかったとすると、所得税が425,200円、住民税429,500円合計854,700円が課税されます。

サラリーマンだった場合は、所得税の税率も上がってしまうため、より負担は高くなります。

これをほったらかしにして、税務調査がやってくると延滞税、加算税などが掛かってくることになります。

外れ馬券に1円の価値もなし

税金だけ見ると1,000万円に対して8.5%なので対したことはないと感じてしまいますが、多くの場合それまで散々外れ馬券があるはずです。

この外れ馬券は原則当たりに掛かった経費とは見られないので、ようやく1,000万円当たったとしても税金も払って外れ馬券の分まで回収することは難しいのではないでしょうか。

株式投資の税金

その点、株については上場株を保有していて株式譲渡で得したり損したり、配当をもらったりすることができます。

それぞれの所得区分は譲渡所得と配当所得、さらに申告方法も総合課税、分離課税、申告不要など一番お得な方法を自分で選択して申告することができます。

さらにさらに、株は法人名義の口座も作れるため、法人で株式を運用するということもできます。

このように株については、税金制度自体が非常に整備されています。

馬券と株式売買の大きな違いは、損を出してしまった時になります。

馬券は先ほども述べたように、外れ馬券には1円の価値もありません。

株の損は価値あり

しかし、株で損を出した場合、価値があります。

それは、損失の繰延もしくは所得の合算という方法で年度を跨いだり、他の収入と合算することで、税金の元となる所得を減らすことができる効果です。

これが株と他のギャンブルとの大きく違うところです。

個人で株式売買で損をした場合、確定申告をすることで、その損失を3年間繰り越すことができます。

法人の場合、他の法人の売上と合算して所得を抑えることもありますし、法人で赤字が出ると10年間繰り越すことができます。

このように、株式売買で作った損については外れ馬券と違って無駄にはならないと言えるのです。

 

息子&娘(6歳3ヶ月&2歳3ヶ月)の成長日記

娘は2歳ながらすごいなと思うのは、一緒に並べられたお兄ちゃんのお皿には手を出さないというとこです。

朝、チョコパンだったのですが、息子は1個丸々、娘は3割ぐらいの量がそれぞれのお皿に乗っていました。

娘は、息子の1個丸々を3度見ぐらいしましたが、一切手をつけず自分の分だけを食べました。

食いしん坊で、自分のたべものは絶対に人にはあげないのですが、人の食べものも勝手に取らない賢い子供です。

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