目次
本題
macだけでは確定申告業務は出来ない
現時点で、macだけで税理士業務を簡潔されることは非常に難しいと思います。
それは、税務申告ソフトのほとんどが、まだmacに対応していないからです。
そこで、mac一台で税務申告を行う場合は、仮想マシンを使う必要があります。
仮想マシンというのは、macの中にもう一台のパソコンを入れることができるシステムのようなものです。
すでにmacは入っているので、仮想マシンには、Windowsのシステムを入れることになります。
すると、macの画面でWindowsを使用することができるので、そこで、税務申告ソフトをインストールして、使用することになります。
仮想マシンには、いくつかソフトの種類がありますが、私は、最新版の１つ前のモデルのParallels Desktop 15を使用しています。
最新版は、16になります。
ただ、16にアップデートするかどうかは自分で決めることができ、15で問題ないような場合は、そのまま15を使い続けても問題はありません。
ちなみにアップデートするには5,000円ほどの料金が必要になります。
初めてParallels Desktopを購入する場合は、8,000円から9,000円ほどになります。
Big Surに変わっても問題なし
先日、MacのOSの最新バージョンであるBig Surが発表されました。
私も早速Big Surにアップデートを行いました。
Parallels Desktop 15がBig Surに対応しているかどうかの不安はありましたが、対応していなければ、16にアップデートすればいいやぐらいの気持ちでアップデートを行いました。
Big Surにアップデートしましたが、Parallels Desktop 15は問題なく起動しました。
電子申告をする際のI Cカードリーダライタの接続設定が初期化されましたが、すぐに設定し直せば税理士の電子証明書も問題なく読み込みが出来ました。
ちなみに、Parallels Desktop では、画面上部に赤い2本線があるので、ここから接続設定などが行えます。
mac一台のメリット
一台の起動で良いところ
これは、最大のメリットと言えます。
取り扱うパソコンが一台で良いことは、とても快適です。
以前までは、電子申告をするために旧型のWindowsのパソコンをいちいち立ち上げて申告を行っていました。
そのため、充電がちゃんとできていなかったり、急にWindowsアップデートが始まってすぐには使えなくなったりしていました。
さらに、キーボードもmacとWindowsのパソコンでは若干違うので、入力スピードが遅くなっていましたが、mac一台ならいつものタッチタイピングの感覚で業務を行えるので、ストレスなく作業を進めることが出来ます。
JDLのアップデート待ちを回避
私は税務申告ソフトはJDLを使用しています。
税務申告ソフトは、全般的にアップデートが頻繁にあります。
理由は、税制改正などで税率などが頻繁に変わることが原因です。
なので、いざ、確定申告の作業をしようと思っても、最新のプログラムがあるとアップデートのための再起動が必要な場合があります。
でも、一台で作業をしていると、アップデートしながら別の作業をして、アップデートが終わるのをチラチラ確認しながら業務を進めることができます。
コスパが良い
macさえ最新のバージョンにしておけば、常に最新のパソコンで作業を進めることができます。
これが、2台でどちらも最新のバージョンのパソコンを揃えようと思うとコスト的にも負担が大きくなります。
Windowsのパソコンをセミナーなど他の仕事で使用しているなら話が別ですが、ほとんどの場合は、パソコンは1台しか使わないような人が多いと思うので、macでWindowsも使える仮想マシンというのは、非常にコスパが良いと言えます。
また、１台であれば、スペースも当然１台分で作業ができるので、場所の節約もできます。
まとめ
macだけで確定申告などの業務は難しいです。
そこで、仮想マシンを使うことで、様々なメリットがあります。
仮想マシンを購入して、Windowsをインストールする場合、2万円ちょっとなので、新しいパソコンを買うことを考えると非常にコスパは良いと言えます。
編集後記
今日は、合計表、償却資産税の申告をして行きたいと思います。
息子（３歳４ヶ月）の成長日記
今日は、7時ぐらいに起きてきて、ヨガレッスン中の画面にフィードインしてきて、先生の笑いを誘っていました。
ヨガ日記
今日も、朝7時からタオル体操のレッスンを受講しました。
先生と顔馴染みになっていくので、やる気が出ます。
