目次
本題
税理士だからと言って、毎日、ものすごい金額の節税スキームをクライアントさんに伝えているわけではありません。
中には、多額の節税を専門としている大規模な税理士事務所もあるかもしれませんが、基本となる仕事というのは、事務作業が多く、地味な仕事が多いです。
例えば、納付書の送付
最近であれば、源泉所得税の納期の特例について、クライアントさんの税金を計算して納付書を作成して納付していただくという仕事があります。
これは、個人の確定申告と同様に、どんな会社であっても毎年7月10日が納付期限となるため、会社が多ければ多いほど地味ですが、大変な作業になります。
納付書の確保
まずは、クライアントごとの納付書を確保します。
税務署に行き、専用用紙に会社の名前、住所を1社ずつ記載して申請を行います。
クライアントの納付書はストックがありますが、ストックが減ってきたり、新規のクライアントの場合、補充するという感じになります。
税額計算
給料と士業などの報酬について、半年間の金額を計算します。
もちろん、会社ごとに違うため、1つ1つ間違えないように計算する必要があります。
納付書に税額を記入
給与と士業の報酬の期間、支払った人数、金額を正確に記入します。
送付状の作成
1社ずつに対して、A4の紙に7月10日の納付期日と、納付金額を記載した用紙を準備します。
宛名シールの作成
独立したての頃は、手書きでやっていましたが、テプラで24mmの白地のテープを使って、1社ずつ宛名を印刷します。
また、これを貼る時は斜めにならないように、慎重に封筒に1つずつ貼っていきます。
封筒へ事務所印鑑の押印
みつばち会計事務所の名前、住所、電話番号の入った印鑑を押印。
さらに、税金 納付書在中 のオリジナル印鑑を押印します。
にじんだりした場合は、容赦なくボツにします。
納付書と送付状を間違えないように封筒に挿入
ここが、最も大事な作業です。
納付書と送付状を間違えない様に、会社ごとに入れていきます。
ここで間違えたら、全てが水の泡です。
万全を期すため、クリアファイルに1社ずつ、納付書、送付状、宛名シールを貼った封筒をまとめておいて、1社ずつ、確認しながら、封筒に入れていきます。
封筒を糊で閉じる
糊で封筒を閉じていきます。
先に、封をする部分を折ってから糊付けした方が綺麗に貼れるので、その様にして1社ずつ閉じていきます。
郵便局で特定記録にて発送
最後に、この地道な作業が報われる瞬間です。
封をした封筒を、まとめて郵便局の窓口に持っていきます。
特定記録で郵送物の数が多い場合は、A4サイズで追跡番号が表示されます。
いくつも追跡番号が並ぶ瞬間は爽快な気分になります。
まとめ
税理士と言っても、ほとんどの時間は地道な作業の連続になります。
これは、今回紹介した業務だけでなく、仮払金の消し込みなど、まあ地味な作業が多いです。
しかし、これらの1つ1つの作業の積み重ねが決算業務などの大きな仕事につながっています。
なので、1つ1つの細かい仕事を疎かにしない様に日々心がけています。
息子&娘(4歳9ヶ月&0歳9ヶ月)の成長日記
息子が、毎月届くしまじろうの体験CDを収納ケースにきっちり入れることにハマっています。
整理整頓に目覚めました。
ただ、収納ケースのチェックの部分が内側にめり込むため、自分ではしっかり閉じることができないので、助けを求められます。
まだまだ、可愛いところがあります。
口は達者になってきましたが。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。
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