目次
本題
今日は、freee主催のオンラインセミナーに参加しました。
内容はというと、受取請求書の経理に特化したfreeeの他5社のサービスについての紹介でした。
受取請求書というのは、いわゆる取引相手から貰う請求書のことで、仕訳上は、買掛金や未払金と行った勘定科目で整理されます。
なぜ、この受取請求書の経理に特化したサービスがあるのかというと、それは、受取請求書は取引先の会社ごとにフォーマットが異なっており、その受領スタイルも郵送、メールなど色々なパターンがあるため、経理の手間が掛かるためです。
会社の規模が小さいうちは、経理の手間は掛からないでしょうが、会社の規模がどんどん大きくなってくると、受取請求書の経理の手間もどんどん増えて時間を取られる仕事になります。
そんな受取請求書をいかにして、効率よく処理するのかは経理事務では昔からの解決課題でした。
セミナーの参加会社
セミナーは、freee他IT企業5社が参加して行われました。
ScanSnapは、富士通の子会社で、ix500などでお馴染みのスキャナーを作っている会社で、私も知っていましたが、他の4社については、正直、あまり知らない会社でした。
私もIT畑出身ではないため、違いがそんなにピンと来てなかったのですが、セミナーでは、それぞれ以下のような特徴があると説明をされていました。
株式会社LayerX(レイヤーエックス)
こちらの株式会社LayerXは、2018年創業の資本金31億円の大きな会社になります。
AIを駆使して、一気に100枚までの請求書の読み取りが可能です。
なので、取引先が多い大きな企業向けのシステムを開発しているソフトウェア会社になります。
株式会社PFU
イメージスキャナという分野で世界シェアNo.1の株式会社PFU。
資本金は150億円。
かなり大きな会社になります。
このセミナーで注目したのは、領収書をAIで読み込んで、そのままfreeeに連動させて仕訳処理をさせるという機能になります。
これは、会計事務所の記帳代行でも有効活用できそうな機能になるので、自分の事務所でも活用してみようと思いました。
AI inside
OCRの分野でもそれぞれ特徴があると感じさせられます。
こちらの会社は、OCRの読み取り機能に特化したシステムの紹介をされていました。
手書きの文字の認識は字体が複雑なため、読み取りが難しいと言われます。
その中で、こちらの会社の作るシステムでは、ほぼ正確に読み取りができるようです。
枠からはみ出した文字まで推定認識ができるという、その正確性に特化したシステムでした。
sweeep
こちらの会社のシステムも、OCRの読み取り機はありますが、どちらかというと会社全体の業務フローについて最適化のためのシステム開発に力を入れられているように感じました。
規模の大きい会社では、請求書が複数の担当者に順番に回していく必要があり、そこのフローをシステムを入れることで、全員が同時に共有できるようにして会社全体の業務フローを改善しようと考えているようでした。
かなり大きな会社で下流から上流までの業務フローに無駄を感じているところには良いシステムだと感じました。
invox(インボックス)
プレゼンでも強調されていましたが、99.9%の精度で文字認識できるサービスを展開されているのが特徴で、そこがサービスとして、とても面白いと感じた会社でした。
ちょうど、名刺管理ソフトのEight(エイト) があり、それを思い起こさせるような感じの仕組みです。
つまり、OCRの読み取りを行うのですが、さらに人のチェックも入れることもできるプランもあり、OCRの読み取りで不十分なところを人の力でカバーできるようになっています。
中規模程度の会社で経理事務に不安がある会社は検討しても良いのかなと思うシステムでした。
まとめ
会計事務所でも、受取請求書と領収書は効率化を阻害する資料の1つでした。
人の手が加わると、どうしてもヒューマンエラーが発生します。
そこで、AIの力を借りて業務を効率的に進めるのは当然の進化だと思いますし、進化もスピードもとても早いと感じさせられたセミナーでとても満足でした。
編集後記
今日は、freeeのセミナーを受けます。
息子(3歳9ヶ月)の成長日記
牛乳をよく飲みます。
自分の幼い時もよく飲んで、骨密度はものすごく良い数値でした。
息子も、将来の高い骨密度のためにいっぱい飲んでくれればと思います。
ヨガ日記(SOELUソエル)
今日は、モーニングリフレッシュヨガを受講しました。
頭頂をヨガマットにつける姿勢ですが、徐々に楽にできるようになってきました。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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