本題
先日、現在、税法大学院に通学されている方とランチに行く機会がありました。
その方は、3科目持ちで、大学院を卒業されると税理士になれるという状態です。
話の中心は、在学中の大学院の話でした。
今のゼミ教授があまり熱心に論文指導をしてくれないので、ちゃんと論文が書けるのか不安というものでした。
ただ、基本的には、税法の免除を受けるためには、税法のテーマで書いていることが条件になります。
生徒を不安にさせるゼミの指導には問題があるのかもしれないですが、過度に心配する必要もないですよとお話しました。
大学院の話から、大学院卒業後に独立するのかどうかという話になりました。
その方は、独立せずに今お世話になっている人のところで仕事を続けるというようにおっしゃっていました。
なんでも、その事務所の所長は昔の会社の同僚で、テレワークの実施など比較的自由に働かせてもらえるので働きやすいとのことでした。
確かに、その状況であれば無理に独立する必要はないのかなと思います。
でも、独立への思いもその方は語っておられました。
完全に自由な状態で仕事ができることは魅力的とおっしゃっていました。
なぜ、この方が魅力的な独立をためらうのか、独立している私の視点から考えて見ました。
1つは年齢の面、1つは集客の面が大きいと感じました。
その方は、私より年上になります。
最近は、若い公認会計士の方が税理士として事務所を構えられることが多いように感じますが、独立というのは勢いがとても大事だと思います。
独立を考える場合、年齢というのはとても重要だと感じています。
例えば、引き継げるクライアントがゼロの状態で、50歳で独立を考えると、何か武器がないと正直しんどいと感じます。
これが、30歳であれば、新しいことにも挑戦していけますし、20代だと怖いもの知らずでなんでも挑戦ができると思います。
若いと、多少失敗しても、いくらでもその後の肥やしにすることができます。
次に大きいのが、集客の面になります。
また、その方を引き合いに出して申し訳ないのですが、紹介会社を経由した集客をメインの事務所で経験を積まれたということでした。
そして、紹介会社のお客さんというのは、基本的に料金しかみておらず、ほぼ価格勝負になってしまうということです。
なので、価格面などで納得のいく契約は、30社の紹介のうち1、2件とおっしゃってました。
紹介会社経由の集客の厳しさを痛感されているという感じでした。
私は、自分のホームページやYouTubeからの集客があり、紹介会社は開業依頼利用していません。(ミツモアについては、一時期利用はしていました。)
なので、価格だけを見てお問い合わせをいただくことは少ないです。
そもそも、私のことを事前に知っていただいている状況なので、話も早いですし、こちらの設定した価格でご契約いただけることがほとんどです。
紹介会社への高額のキックバックも発生しないため、数を増やさないといけないプレッシャーもありません。
自分で集客することに抵抗があるのかどうかは、独立を検討する上で大きなポイントと言えます。
クライアントをどんどん紹介してくれるような強力な人脈があれば別ですが、独立をするには勢いと集客力というのが重要だと、若輩者ながら感じています。
〈PS. 今回たくさん引き合いに出してしまったので、次回は私がご馳走しますので、またランチ行きましょう。〉
編集後記
今日は、ミニマム法人のクライアントさんと打ち合わせになります。
息子&娘(4歳3ヶ月&0歳3ヶ月)の成長日記
最近、トミカの絵をたくさん書かされるのですが、書くと、それをハサミで切り取って、袋いっぱいにして、保育園に持って行きます。
すると、そのトミカを書いた絵が保育園の子供達で取り合いになるそうです。
それを聞くと俄然書く意欲が出てきます。
ヨガ日記(SOELUソエル)
今日は、モーニングストレッチを受講。
ヨガマットに寝そべりながら耳たぶのストレッチは頭がスッキリします。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。
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