【集客目線】弥生会計かfreeeのどちらをメインにするか

本題

私は、現在使っているソフトは、freeeになり、全顧問先についてfreeeを使っています。

ちなみに、独立前の事務所は弥生会計を使っていたので、一応freeeと弥生については詳しい方だとは思います。

マネーフォワードは使用する機会がなかったので、一度も使ったことはありません。

今日は、独立開業する際に弥生とfreeeのどちらを使用した方がいいのか。

特に集客の目線でお話ししたいと思います。

根本的なソフトの違い

まずは、根本的なソフトの仕様の違いからお話します。

弥生会計はインストール型のソフトを出発点として開発された会計ソフトになります。

個人事業者向けの会計ソフトの販売台数は堂々のトップになります。

弥生会計57%、MFクラウド21.5%、freee18.2%

株式会社MM総研:クラウド会計ソフトの利用状況調査(2019年3月末)より

弥生会計は一足先に使いやすい会計ソフトとして支持を集めて、会計業界では知らない人はいないぐらい有名なソフトになります。

逆に、後発組のMFクラウドやfreeeが王者弥生会計に対抗したかというと、それは、クラウド会計という分野を開拓したからに他なりません。

それまで、クラウド会計がなかったのかというと、実はありました。

私も前々事務所で使っていましたが、発展会計というソフトがあって、これはクラウド会計のような使い方ができました。

当時は、使いやすさという面でクラウド会計よりも、パソコンにインストールして使用する弥生会計の方が使いやすかったのですが、今では、クラウド会計でも使いやすさを追求したMFクラウドやfreeeが台頭したというシェア争いとなっています。

弥生会計もクラウド型のソフトは販売していますが、クラウド専科のMFクラウドやfreeeと比べると操作性はイマイチというのは業界の共通認識になります。

集客目線

さて、今度は税税理士の独立目線で弥生会計とfreeeを比べてみたいと思います。

私はfreeeしか分からないので、弥生会計については、別の税理士の方の記事を参考にさせて貰いました。

YSK Consulting 林義章税理士事務所『弥生PAP会員になって1年。思いがけず弥生PAPゴールド会員に認定される

弥生については、PAP会員という制度があります。

これは、年間6万6千円を払うと加入することができる制度で、それによって、会計事務所では弥生会計や弥生給与などを使えるライセンスを1つ付与されます。

あと、集客という視点で言えば、会計事務所紹介サービスでお客さんを紹介して貰うことができます。

ただ、こちらの紹介制度がどれぐらい効果があるのかは正直わかりませんが、ゴールド会員になると優遇されるそうです。

林さんの記事では、約1年でゴールド会員になったと書かれていました。

freeeの集客効果

後発のfreeeですが、freeeでも年間5万5千円ほど支払うと認定アドバイザーという資格のような権利が付与されてfreeeの検索ページに載せて貰うことができ、自分の会計事業所はfreeeで帳簿を作成することができます。

freeeの場合は、関与先の件数に応じて5つ星でランク分されているため、弥生よりも制度の設定は細かくなっています。

2つ星の私の場合ですが、集客効果について、freeeの税理士検索サイトから、直近半年で法人が3件連絡を頂いて、2件が成約となっています。

個人は確定申告時期にfreee側から3件ほど紹介がありましたが、いずれも成約には至りませんでした。

一応、尼崎市の中では星付きだけで検索トップになりますが、この結果をどう見るかです。

需要と供給の見極め

freeeの認定アドバイザーになったからと言ってそこまで、バンバン連絡がくるかというとそういうものではありません。

しかし、問い合わせを頂いた方というのは、尼崎近郊でfreeeを使ってご自身で経理をされておられる方になります。

そのため、記帳代行を行う必要ななくチェック作業がメイン業務となります。

元々、会計に興味があるクライアントさんが多いと思います。

freeeに強い税理士を探している場合が多いので、成約率は高いと思います。

では、弥生だからといってバンバン紹介が来るかというと、それは微妙だと思います。

弥生会計を使っている会計事務所の数は多いです。

感覚としては、業界でも半数以上は弥生会計を使用しています。

特に、50代を超えている税理士先生の場合、freeeやMFを使っている人は極端に少なく、弥生会計をメインで業務をされている先生は多いと思います。

なので、需要と供給を考えると弥生PAPだから紹介が多くなると一概には言えないと思います。

PAPやfreeeの集客は、問い合わせがあったらラッキーぐらいで、集客は別の路線をメインで考えた方がいいかもしれません。

結局、自分がインストール型を使いたいのか、クラウド型を使いたいかの好みによって選択するのが一番良いと思います。

まとめ

弥生会計とfreeeは、根本的なソフトの概念が違います。

集客効果については、需要と供給で考える必要があり、弥生の利用者が多いからという理由で弥生会計を使うのはどうかなと思います。

集客のメインは、別ルートで考えるのがいい気がします。

自分の経験では、freeeの検索の場合は、近隣でfreeeに強い税理士を探している社長には一定の効果はあります。

 

編集後記

今日は、大きめの会社の会計確認と大学院コンサルになります。

 

息子(3歳9ヶ月)の成長日記

アンパンマンの帽子付きのなりきり服を着て寝ました。

保育園に行くために着替えようとすると、脱ぐのを嫌がって、朝からドタバタでした。

 

レッツゴージャイアンツ

6/6vs日本ハム 負け

昨日は、エース菅野の復帰戦。

負けられない戦いがここにはありました。

初回から先取点を取られるも、5回2失点と試合を作りました。

しかし、相手投手のルーキー伊藤が圧巻の投球で、巨人はわずか1点しか取れず、その後、日本ハムに追加点も取られて敗戦しました。

じわじわパリーグの強さを見せつけられる交流戦となってきました。

 

ヨガ日記(SOELUソエル)

今日は、スポーツストレッチを受講しました。

15分の適度な運動で月曜の朝からゆっくり頭を目覚めさせます。

 

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