本題
仕事が忙しい
税理士受験生で最も数が多い状態が、実務が忙しくて勉強ができないというものです。
こと日本人というのは真面目です。
また、会計事務所で働こうという人は真面目な人が多いです。
そういうのを利用して、やりがい搾取をする会計事務所も実際にあります。
なので、例えば、税理士受験に専念して、2科目とか3科目合格した状態で会計事務所に就職して、そのまま何年も残りの科目に合格できないという人は多くいますし、私もそういう人を多く見てきました。
仕事との両立
実務と勉強の両立はなぜ難しいのか。
それは、会計事務所に勤務している人の大半は税理士試験を諦めた人が大半だからです。
そんな環境の中、自分だけ勉強するために定時で帰宅することは周りの目が気になりますし、中には、公然とその態度を批判される場合もあります。
私は全く気になりませんが。
両立することのメリット
そんな中、諦めず実務と勉強を両立していると良いこともあります。
それは、実務をこなせるようになってくるということです。
実務をこなせるようになってくると、短時間で仕事を効率的に終わらせることができるようになってくるため、自ずと勉強時間の確保が難しくなくなります。
また、大学院に通学できる余裕も出てきます。
私が依頼を頂くコンサル生の中には、この状態の方は比較的多くいます。
会計事務所でそれなりの立場になって、自由に時間を使える。
中には、支店の1つが大学院に近いという理由で、大学院通学が一気に現実味を帯びたという方もいました。
穴場の大学院
大学院受験にも戦略が必要になります。
例えば、3科目ないと合格が難しいと言われている大学院を2科目持ちで受験するとどうなるでしょうか。
普通に落ちる可能性の方が高いです。
人気のある大学院は、年々受験者数が増えて倍率が上がります。
そんな中、穴場の大学院というものもあります。
そういう大学院は、人気はそこまでないのですが、立地や学費といった面で人気がないだけで、受験生が最も気にするであろう卒業のしやすさに関しては非常に定評があります。
そういった穴場の大学院を受験できるかどうかも、実務レベルがどうかに左右されます。
例えば、通学が難しい場合、実務レベルが高いと他の会計事務所への転職も視野に入るからです。
つまり、科目に合格できないにしても、実務と勉強を両立しているということは、税理士になるためのレベルはどんどん上がっているのです。
まとめ
仕事と勉強を両立することは大変です。
どこの会計事務所に就職するのかでも、その難易度は違ってきます。
しかし、実務レベルを上げることは、仕事や職場の選択肢を広げるということなので、実務レベルを上げることは、税理士に近づいていると言えます。
編集後記
今日は、オフです。
息子(3歳11ヶ月)の成長日記
奥さんが、たまに手作りピザを作ってくれるんですが、具材を置いたりお手伝いをしてくれます。
ウインナーとかはつまみ食いしながらですが。
ヨガ日記(SOELUソエル)
今日は、オフです。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。
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