【研究計画書のコツ】担当教授に好印象を与える方法

本題

今日は、すぽっと顧問にて、定期的にお仕事させていただいている大学院入試の研究計画書について、私が最も合格に近づくと考えていることは、教授に好印象を与えることです。

教授というのは、社会的に見ても経済的に見ても成功者です。

その学部に1つしかない教授の椅子を射止めた正に成功者です。

日本において、大学という教育機関は、最高学府なわけですから、その組織の中の幹部の1人です。

周りからの羨望の眼差しも得ることができます。

そんな教授を相手にしないといけないのですから、合否を決める研究計画書については、この教授という存在を意識して書く必要があります。

文章の1行目

あなたは、本やネットの記事を読む時にどこから読んでいくでしょうか。

「俺は、お尻からやで〜」という革命児でもない限りは、頭から読んでいくのではないでしょうか。

では、教授はあなたの研究計画書を手に取った時、どこから読むのか、それは1行目からに他なりません。

ここで、その1行目に自分しか分からないような専門用語を並べた時、読み手である教授は好印象を抱くでしょうか。

革命児であれば抱くとは思いますが、多くの教授は好印象は抱かないと思います。

研究計画書の1行目は平易な言葉で、自己紹介をしつつ、経歴を少し書いてから始める方が好印象を与える可能性が高くなります。

また、いきなり、研究計画書のテーマから始めるのもおすすめしません。

雑談テクニックのアイスブレイクではないですが、1行目は細心の注意を払って、教授を意識しつつ、初対面の方に好印象が与えれるような文章から入るべきです。

テーマは時事ネタがおすすめ

しっかりと、1行目から読みやすい文章にしたあとは、いよいよ本題に入ります。

難しいところですが、やはりアイスブレイクも長すぎると相手に良いイメージは与えません。

メリハリが大事なので、テーマへの切り返しというのも、なるべく早い段階で展開することが重要です。

そこで、テーマの核心を書く前に、テーマへの誘導の文章を入れるとスムーズです。

この誘導とは、社会的にこのテーマが重要であるということを示すための文章になります。

社会的な意義とは

最近、私が実際におすすめしたテーマの1つとして、退職金のテーマがあります。

法人税における1分野になりますが、この退職金について、岸田政権化で税法にメスが入りそうになっています。

岸田政権が目論む退職金増税…「骨太の方針」に盛り込み“取れるところから取る”がミエミエ

https://news.yahoo.co.jp/articles/cfa1d4f758ce99f0af70d892be73c6bf53a9daeb

ご存知の方も多いかも知れませんが、岸田政権化において、これまでの退職金の優遇税制の見直しが検討されています。

また、岸田政権はステルス増税をすると言われることもあるほど、増税に躍起になっています。

これを本題のテーマの誘導として、退職金の論点が重要であることを文章に書いて行きます。

研究なんて何やってもいい

研究計画書なんて、作ったことがないと言う方がほとんどですが、税法であればなんだっていいんですよ。

何の論点が重要かは、時代によっても変わりますし、教授の考え方によっても変わります。

そこで、時代の変化というのは、ニュースでも情報を得ることができますし、私達でも簡単に情報を得ることができます。

どうせなら、時代に沿ったテーマを研究する方がそれらしい理由になりますし、説得力も上がるというものです。

大事なことは、教授が読みやすい文章です。

堅苦しい文章は、星の数ほど読まれている教授に対して、堅苦しい文章を読ませるのは愚行です。

ぜひ、教授をイメージしながら、研究計画書の作成を頑張ってください。

まとめ

研究計画書の1行目は平易な文章を心がけて、教授に好印象を与えられるような自身の経歴のような文章から始める。

次に、テーマの導入として、できれば時事ネタを入れて、社会的な意義を演出する。

結局、研究テーマはなんだっていいので、堅苦しい文章にならないように書くことを心がける。

研究計画で50万円の賞金!?

コンサルさせていただいた方が、入学後に研究内容が評価されて、なんと50万円の賞金をいただけそうとの連絡をいただいて、自分のことながら嬉しかったです。

良い研究計画書をかければ、そんなご褒美も待っているかも知れません。

 

息子&娘(5歳10ヶ月&1歳10ヶ月)の成長日記

息子がずっとポケモンのスカーレットをやっています。

自分も小さいころポケモンはやっていて、面白さを知っているだけに、気持ちはよく分かります。

目ができるだけ悪くならないように配慮してあげたいと思います。

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