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大学院入試の研究計画書、仮想通貨と馬券訴訟を繋げる!?

本題

こちらは、実際に令和4年の税法大学院入試にて合格されたコンサル生の実例を元に構成しています。

キャラ付けは重要

研究計画書の作成において、私が指導を行う時に最も気をつけていることは、その方のキャラ付けになります。

これは、毎年、何十枚と願書を読むであろう教授の立場に立って想像した時に、その他大勢になることを避けることを想定しての戦略です。

教科書通りの研究計画書はそつなく、読みやすい文章です。

しかし、読み手の印象には残りません。

これは、私の経験則ですが、大学院入試に熱量のない人、つまり、受かれば良いし、受からなければそれで良しと考えている人が意外に多いです。

なので、キャラ付けされた研究計画書というのは、その中で一際目立つためには非常に有効と考えています。

キャラ付けの方法

少し想像してみてください。

あなたが教授だとして、研究計画書の内容が淡白な印象の人と面接で話が盛り上がるでしょうか。

多分、盛り上がらないですよね。

そこに、例えば、誰でも聞いたことのある会社に勤めていたら、その会社について聞きたいと思います。

教授の立場としても、稀有な経験というのは、興味を持ちますし、印象にも残ります。

仮想通貨

最近、令和4年の大学院入試に合格されたコンサルの依頼を受けた際に、私が提案させていただいたテーマについて紹介したいと思います。

この方は、会計事務所経験は少ないですが、なかなか面白いご経歴の持ち主でした。

転職を何度かされており、その中の1つが、仮想通貨関係でした。

何かと話題にことかかない仮想通過ですが、税金面でも時事ネタとして多くの話題を集めています。

馬券訴訟との類似性

では、研究計画書のテーマも仮想通貨を提案したのかというとそうではありません。

仮想通貨は最近の雑所得と通達で実務的な処理が示された程度で、税法の裁判事例というのはほとんどありません。

なので、参考にする文献自体が少ないのです。

どでかい仮想通貨の裁判が出てこれば、直接のテーマにしても面白いかもしれませんが、まだまだ時期尚早と言えます。

では、テーマ自体は何にしたのかというと、馬券訴訟になります。

仮想通貨の世間のイメージは、通貨というより、ギャンブル性が強いと思います。

そこで、仮想通貨関連の経験を切り口にして、すでに最高裁を含めて裁判事例が3つほどある税法では、もはやお馴染みの馬券訴訟をテーマの中心に据えました。

馬券訴訟だけでは弱い

正直、馬券訴訟だけでは、テーマとしては少し弱いと感じています。

5年ほど前であれば、新鮮なテーマでしたが、テーマの注目度と裁判の多さから研究し尽くされた感があります。

なので、仮想通貨というアクセントを加えることで、研究計画書自体の骨格は馬券訴訟ですが、全体の文章構成の入り口と出口は仮想通貨を匂わせる書き方にしてもらいました。

そうすることで、使い古された感のある馬券訴訟のテーマにワクワク感を加えることができました。

会計事務所経験が長い方が実務経験という引き出しが増え、履歴書の見栄えはよくなります。

しかし、会計事務所経験ではない前職の経験というのは、それだけで他の受験性との差別化をすることができ、キャラ付けという面においては強力な武器にすることができます。

編集後記

今日は、確定申告集中して進めます。

 

息子&娘(4歳6ヶ月&0歳6ヶ月)の成長日記

最近は、毎日寝る前に家でかくれんぼをしているのですが、その時に、おもちゃのサングラスと手錠をかけて、おもちゃのピストルを持って歯磨きをしていました。

息子の世界観が全くわかりませんが、楽しそうなので、まあいいでしょう。

 

ヨガ日記(SOELUソエル)

今日は、美脚ヨガを受講しました。

足は筋肉が集まっている部位なので、鍛えてエネルギー代謝を高めていきたいです。

 

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