ども、税法大学院合格コンサルタントのTOMOYUKITwitterです。
社会人の大学院入試では、ほとんどと言っていいぐらい面接試験がある。
大学受験が基本的にペーパー試験であることを考えると、その特殊性が分かると思う。
そもそも、教授は面接試験で受験生の何を確認しようとしているのか。
今回はこのように面接官である教授の視点を想像しながら考えてみたいと思う。
目次
大学院面接に必要なことをバイトの面接との比較から考える
バイトの面接でアピールすること
面接試験と言われて、すぐ頭に浮かんでくるのがバイトの面接、会社の面接ではないだろうか?
例えばバイトの面接の対策を考えてみる。
もちろん受かりたいから受けるわけで誰も暇つぶしでバイトの面接には行かないだろう。
バイトの面接に合格するためには、いかに自分がその店が望んでいる人物だとアピールする必要があるだろう。
そのために、週5で入れますとか、人としゃべるのが好きですとかをアピールすることになる。
大学院入試の面接対策
税法大学院の教授が受験生に求めていることはなんだろう。
教授の多くは、2年間の勉強を活かして貰って今後は税理士として活躍して欲しいと考えるのではないだろうか。
税理士に必要な能力とは相手を説得する力と思う。
ただ、ここで誤解して頂きたくないのは、説得というのは、相手を説き伏せるのではなく共感し説明出来る力だと思っている。
共感とは
教授に共感するとはどんなことかというと、教授の専門分野を知っているかどうかということだろう。
だからといって、教授の書籍を全て読む必要はない。
教授の専門が所得税などの専門分野ぐらいを知っておく必要はある。
説明する力とはプレゼン力
説明する力とはプレゼン力のことである。
大学院入試でプレゼンすることは、修士論文の研究計画書とプラス自分自身である。
大学院の面接は十中八九教授からの質問であり、それは受動的なプレゼンと言える。
そのため、研究計画書には、教授が思わず質問したくなることを入れる必要がある。
では、教授が思わず質問してしまいそうなこととは何か。
それは、教授が知らないことだ。
>>研究計画書の書き方についてはこちらを参考にして下さい。
教授という人種を考えてみる
教授の一般的な特徴を考えてみる。
それは、知識欲が非常に強いこと。
教授というのは、基本的には論文を書いてそれが当時の教授に認定されて教授となることが出来る。
しかし、論文を書いたらすぐに教授になれるわけではなく、講師→准教授→教授と段階を踏む必要がある。
なので、知識欲がないと教授まで到底たどり着けない。
教授とは、基本書から専門書、論文を何百と読んでいる知識欲の固まりのような人なのである。
なので、1,2冊の本の内容をコピペして一般論を語っているような計画書など教授の興味の範囲外になる。
プレゼン出来る研究計画書
面接に適した研究計画書とは、実務で実際に感じたことを自分の言葉で書いたものである。
教授は、そのほとんどが会計事務所経験などなく、ずっと大学で勉強してきた人なので、実務の経験がないことが多い。
しかし、教授は知識欲の固まりなので、もちろん興味はある。
実務をやりながら税理士試験を受けている方なら分かると思うが、税理士試験の勉強で解決出来ないことは、実務ではいくらでもある。
そういった実務から得た論点を散りばめた研究計画書がプレゼンに適した研究計画書ということになる。
最後は、そのプレゼン資料に対して教授から質問される内容に端的に答えるだけである。
なので、大学院の面接と言っても肩肘張って構える必要はない。
まとめ
●面接という大きなくくりではバイトの面接と一緒
●税理士に求められる能力は、共感と説得
●プレゼン用の研究計画書の作成が大事
●教授が質問したくなるような研究計画書を作ることが大事
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既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。
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