結局、テーマの選び方は実務経験者でも未経験者でも変わらない│研究計画書作成で一番大事なこと

税理士の免除大学院の受験シーズンに突入している。

税理士試験を受験された人にとっては、息つく暇もなくまた試験という感じで忙しいと思います。

申し遅れました私は税法大学院合格コンサルタントのTOMOYUKITwitterです。

私は、zoomというweb会議システムを使って税法2科目免除希望の学生向けに研究計画書の書き方を指導させて頂いています。

このサービスは、私が今年から提供させて頂いているものですが、ありがたいことに既に2名の方に受講頂いています。

お一人は30代で相続税専門の税理士事務所で働かれていて、もうひとかたは、20代で大学卒業したてで現在税理士試験に専念されている実務未経験者の人です。

このように経歴も年齢も対照的なお二人に対して、研究計画書の指導をさせて頂いていて感じることは、研究計画書で押さえないといけないポイントはどちらの場合でもかわらないということです。

専門書を読めば読むほど、おちいりやすい罠

専門書を読めば読むほど文字数は増え完成に近づいた気分になるが、研究計画書において1番重要なところで躓いてしまうことがある。

それは、受験生がなぜ修士論文を書きたいのかというところだ。

内心は税法を免除したいことであるのは入学するまでは置いておいて、なぜそのテーマを選んでどのようなことを明らかにしたいのかということを研究計画書で示す必要がある。

専門書は数多くあり、読みば読むほど知識は増え字数を稼ぐことが出来る。

しかし、それは、まさに卓上の話であり、他人の意見の受けうりである。

 

研究計画書作成において最も大切なこと

結局のところ、研究計画書で最も大事なのは自身の経験から得られる疑問点なのである。

ヤフーニュースを見て心を揺さぶられた話でもいい。

何百枚と研究計画書を見て、何百冊と専門書を読まれている教授は、研究計画書が自分の考えを元に作成されたものか他人の言葉を引用したものかを簡単に見抜いてしまう。

私が研究計画書を作成した時は、実務をしている中でお客さんから質問されて自分自身も納得いかない税金の制度であるとか、申告書を作っている過程で指摘されることなどから自分が疑問に感じたことをメモしてテーマ選定に役立てた。

実務をやっていない場合でも、テレビやネットの媒体で情報はあふれているので、日ごろから税金の情報にアンテナを立てておくといい。

 >>税法のテーマ選定についてはこちらをご参照下さい。

【税法初心者必見】税理士免除大学院、研究計画書のテーマの選び方

社会人入試と一般入試の研究計画書の違いはボリュームのみ

社会人枠の研究計画書は、一般入試枠の研究計画書から比べると求められる内容は多くなる。

字数で比べると分かりやすいが社会人枠の場合4000字ほど、一般入試枠の場合は2000字ほどが要求される。

この差は当然と言えは当然で、社会人枠で求められる研究計画書は実務をやっている分税法の知識についてどう考えるのかが求めらる。

実務経験者はやはり実務の経験が豊富なので自ら問題点を考えて膨らますことが出来るので4000字は比較的簡単に書ける。

それは、専門書などに触れ新たな知識を得ることでより加速されていく。

未経験者も始めは税金の専門書を読むことは抵抗があるかもしれないが、所得税など日常にあふれている税法から触れていくと作成もしやすいと思う。

 

まとめ

●研究計画書作成において一番重要なのは自分の言葉で文章を作ること

●社会人と一般入試における研究計画書の違いはボリュームのみ

●実務経験者は自らの経験を元にテーマを探す

●実務未経験者はテレビやネットの情報に対してアンテナを高くしておくと良い

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