【大学院コンサル成功例】個々の強みは千差万別ー英文読解の経験ー

こんにちは。

本編

先日、大学院コンサルをさせていただいた方は、試験勉強に専念されていて、無職の状態の方がいらっしゃいました。

人の強みは正に千差万別で様々です。

現在お勤めの事務所が相続税専門であるとか、国際課税に特化しているということであれば、その分野の判例を軸にして研究計画書を考えていけば良いです。

しかし、そういうものがない場合、例えば、勤務年数は長いけどこれといった特徴のない事務所というのも正直多いです。

それが良い悪いというわけではなく、その方が、なぜそのテーマで書くのかが伝わりづらいと言えます。

その人しか書けないようなテーマであればあるほど、面接官である大学院の教授はその研究計画書に惹かれるというものです。

研究計画書に惹かれるということは、それを書いた受験生にも惹かれるということになります。

さて、今回コンサル依頼を受けた方は、現在無職の状態です。

その場合、なかなか、会計事務所の特徴という切り口は使いにくいわけです。

使えないわけではないですが、現在進行形で事務所で勤務している人と比べるとネタが弱くなってしまいます。

そこで、ヒヤリングでその方の過去を遡っていくと、理系の大学院を卒業されていて、論文の執筆の際に英語の論文から引用したという経験があることが分かりました。

そこで、研究計画の内容で国際比較をしてみてはどうだということになりました。

具体的なテーマとしては、役員給与の分野の判例である渡辺充「事前確定届出給与」『租税判例百選第6版』p.114を題材にすることにしました。

ただ、事前確定届出給与は受験生がよく使う実務でも重要な論点であるため、これで書く受験生が多いのも事実。

特に目新しいものというわけではありません。

そこで、今回のコンサル生の英語の論文を読み解いたという経験が生きてくるわけです。

会社というのは、日本だけではなく世界各国にそのような制度はあるわけです。

もちろん、役員給与についても税制上の違いというものが存在するはずです。

そこで、役員報酬の税制について、国際比較することで日本の税法が実態にあったものかどうかを研究したいという方向で書いていただくことにしました。

そうすることで、このコンサル生の強みを最大限に活かすことができました。

英語の論文を読み解いたことのある人など、税法大学院の受験生にはほとんどいません。

面接の時にも、「英語の論文を読む可能性がありますが、大丈夫ですか」という質問が来ても、「一度、英文の本を参考に論文を書いたことがあるので大丈夫です。」と答えることができます。

強みの活かし方というのは、千差万別と言える事例でした。

 


編集後記

昨日は、週明けに申告予定の法人の申告書をJDLで電子申告できるように設定しました。

今日は、オフ、息子を連れて、ドライブに行ってきます。

 

息子(2歳10ヶ月)の成長日記

最近は、自分で洗面台の下からシャボン玉セットをとってきて、ベランダでやろうよといって、遊び始めるようになりました。

途中から、シャボン玉を作るひよこ銃を渡されて、シャボン玉が発射されたら潰すということを繰り返していました。

 

レッツゴージャイアンツ

7月25日vsヤクルト 負け

昨日は、いい試合でした。

先発のサンチェスが肩の張りを訴えて、澤村が緊急登板、4回2失点というまずまずの出来で降板。

そのあとは、ヤクルトリードで、巨人が追う展開、そして、9回表に5対5の同点に追いつきます。

そして、9回裏にドラマが待っていました。

エラーも重なり、ワンアウト満塁、代打はベテランの川端です。

マウンドには、絶対的な信頼のおける中川。

左打席から綺麗に流し打ちされた打球は、レフト前ヒット。

ゲームセットでした。

ただ、接戦でいい試合でした。

巨人も先発が緊急交代した中、よく踏ん張った試合でした。

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