税理士試験の簿記は文系が不利なわけではない理由

こんにちは。

本文

税理士試験を攻略する上で会計科目の簿記論と財務諸表論の2つをいかに早く合格できるかが、税理士になれるかどうか重要なポイントだと言えます。

 

税理士試験を受験する人というには、文系の商学部や経済学部の人が多いので数字に苦手意識を持っている人が多いと感じます。

 

私は大学が理系だったので数字への抵抗がなかったので文系の人と比べるとその点は有利だったと言えます。

 

しかし、会計科目で必要な理系の知識というのは足し算引き算、たまに掛け算、ごくまれに割り算になります。

 

それに、大学受験などの数学などの試験と決定的に異なるのが、電卓を使うことができるということです。

 

これは大きな違いと言えます。

 

大学受験の数学で電卓を使うことができたら全く違う試験になるでしょう。

 

√とか一瞬で計算できてしまいます。(暗記の必要もありません。)

 

なので、私は簿記については理系の科目ではないと思います。

 

文系だからといって特に苦手意識を持つ必要はないのです。

 

では、財務諸表論を含む会計科目において簿記で気を付けるところは何でしょうか。

 

それは、正確性になります。

 

数字を間違えないこと、電卓で計算をした結果をボールペンで記入するときにいかに早く正確に転記を行うことができるかが大事になります。

 

速さと正確性でいうと正確性の方が重要になります。

 

簿記検定と税理士試験で違うのは、シャーペンかボールペンかという点になります。

 

簿記検定をクリアして税理士試験に挑戦するときに、まず最初に戸惑うのがここになります。

 

まるで、軟式野球から硬式野球に転向する感覚になります。

 

ただ、だからといって基本が変わるわけではありません。

 

受験生はみんな同じ条件なので、自分だけが不利になるということもありません。

 

シャーペンであっても、間違って消しゴムで消して書き直していると他の受験生よりも時間のロスをしてしまいます。

 

なので、シャーペンであってもボールペンであっても一発で正解を解答用紙に書くことが大事なのです。

 

つまり、税理士試験の簿記の試験で良い点数を取るためには、

 

  • 電卓に慣れる
  • 正しい数字を正確に書く

 

この2つが重要と言えます。

 

そのためには、毎日ドリル形式で簿記の計算練習を欠かさないということが大切です。

電卓の専門書としては、美人税理士さんが書いたこんな面白そうな本もあります。

 

 

編集後記

昨日は、大学院コンサル、クライアント打ち合わせ、クライアントと食事と濃い1日でした。

今日は、オフなので、コロナ後初めて実家に行きたいと思います。

 

息子(2歳8ヶ月)の成長日記

今日は、久しぶりの実家に来ています。

在宅続きで太り気味ですが、色々と食べ物が出されてさらに太ってしまうのが心配です。

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