目次
本題
週刊文春と週刊新潮
週刊文春と週刊新潮を買って読んでみました。
週刊誌はあまり読みませんが、兵庫県の知事への不信任案が可決させるだろうこの日に発売で、しかも斎藤知事に関するリーク記事が載っているということで買ってみました。
斎藤知事のリーク情報については、週刊文春の方が多めに情報を掲載していて、なぜこれほどの混乱状態になっても辞職をしないのかの疑問について、少し理解できる内容でした。
週刊文春は政治家や芸能人に関するネタが多く、ワイドショー的な要素が多く書かれていた印象です。
斎藤知事に関する記事については、週刊文春の記事が良かったのですが、それ以外の記事については、週刊新潮は幅広いジャンルで取り扱っているように感じました。
私が特に興味を持って読んだ記事の中には、赤羽八幡神社の巨額の所得隠しと大谷翔平選手の活躍の裏にある肉体からの徹底分析の記事になります。
赤羽八幡神社の巨額の所得隠し
7年間で約2億5千万円の所得隠し
記事によると、「宗教活動で得た『収入』は非課税ですが、それを宮司が個人的に流用したとなれば『給与』と見なされ、所得税として宗教法人が源泉徴収して税務署に納めないといけない。今回のケースでは、それを怠るどころか、収入の一部が宮司の個人口座に入金されていたことなどが発覚。私的な生活費に流用していたとして、国税局は悪質な所得隠しだと判断したのです。 週刊新潮2024年9月26日号p,32より引用」となっていました。
そして、その額は、2017年から2023年までの7年間で約2億5千万円の所得隠しをして、重加算税を含めて1億3,000万円を追徴課税で課したそうです。
儲かっていたのでしょうね。
特に悪質と判断された経緯
宗教法人の宗教活動での収入は法律上は非課税とされていますが、それを個人に流れたお金は給与となり、当然所得税の対象になるのですが、これを知らなかったのか、もしくはわざを行っていたのでしょうか。
また、7年遡るというのは、通常の税務調査の3年から明らか脱税行為の場合は5年で、さらに重加算税などさらに悪質な場合にのみ適用される年数なので、最大級に悪質な行為として追徴課税を受けています。
さらに、ここに住民税10%も数年間は課税されますから、さらに税金の支払いは発生すると考えられます。
そもそも非課税なのか?
もう一つの論点として、宗教法人であっても非課税とされるのは宗教活動で得られた収入のみです。
今回は、この赤羽八幡神社の神社の絵馬が♾️(無限)のイラストが入っていて、その絵馬を求めた関ジャニ∞を熱狂的に推す『エイター』というファンが全国から集まっていたそうで、「赤羽八幡神社の公式ブログでは、読売ジャイアンツの原監督の背番号も88ですし、アイドルの関ジャニ♾️は、8というか♾️のマークを使用しています、、、週刊新潮2024年9月26日号p,32より引用」と堂々と広告宣伝活動をしていて、これのどこが宗教活動と言えるのかと感じるのは私だけでしょうか。
なお、公式ページからこの文言は現在削除されているようです。
本来神に仕えるはずの人が、金に仕えるようになっているようでは、法人税でその部分を非課税にして優遇するのはおかしいです。
最高裁判例のペット葬祭事件
なので、今回の税務署の対応には賞賛を送りたいと思います。
この宗教法人の非課税収入については、有名なペット葬祭事件というのが、最高裁で争われて敗訴しているので、この部分についてはどんどんメスを入れて課税の公平性をもっと考えていくべきだと思います。
おわり
ちょっと、長くなってしまいましたので、大谷翔平選手の記事の感想はまたの機会に書きたいと思います。
ごきげんよう。
あと、週刊誌も結構面白いですね。
機会があれば、また購入して読んでみようと思います。
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息子&娘(7歳0ヶ月&3歳0ヶ月)の成長日記
息子の小学校で、水あそびがあるようで、その時に持っていこうと水鉄砲を探したのですが、巨大なポンプ式のやつしかなくて、小さい水鉄砲が見つかりませんでした。
巨大な方を持っていくのは恥ずかしいということで、朝、一緒にコンビニに水鉄砲を買いにいこうと言いましたが息子は泣き出して結局、水鉄砲なしで登校していきました。
息子には息子なりに感じていることがあるのでしょうね。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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