法人の税金納付時間をSTM(税公金等自動受付機)で大幅短縮

本題

法人税の申告が終わると、納税が必要になります。

3月決算の場合、5月末が期限になるので、それまで納税を済ませる必要があります。

請求書の発行タイミングなどもあって実際に決算の計算ができるのは、5月を入ってからになります。

法人税の納税は、基本的には午後3時までに終了する銀行の窓口で振り込む必要があり、コンビニなどでは払えないため、めんどくさいです。

五十日や月末は混む

銀行や郵便局が混むタイミングは、五十日や月末近くになります。

これらの日にちが混む理由は、まずは給料の振込に訪れる会社があり、支給日を20日とか25日などに設定しているケースが多いためです。

年金の支給日は15日なので、このタイミングというのは銀行の窓口は混みます。

なので、法人の税金の納付をするタイミングはこれらの特定日を避けて、できるだけ月の前半に済ませることが重要と言えます。

STMの流れ

この機械が置いてあったのが、私の事務所の近くの三菱UFJ銀行 塚口支店になります。

もしかすると、銀行によっては置いていないかもしれません。

実際、自分の3月決算の法人の納税を先日行ってきました。

窓口は5人待ちぐらいの状態でした。

しかし、案内係の人に機械を使いたい旨をお伝えすると、丁寧に使い方を教えていただきました。

  1. 3枚綴りの納付書を1枚ずつ分ける
  2. 右上の納付書の挿入口に3枚を重ねておく(すると自動で取り込みがされる)
  3. データの確認が行われる(多分、目視で人が確認していると思われる)
    ※納付書の記載に不備があると納税を受け付けてくれません。記載事項に間違いがないかチェックしてから銀行窓口にいきましょう。
  4. 現金かキャッシュカードかを選択
  5. 金額と電話番号を入力する
  6. 現金の場合は、現金投入口に入れて納税を行う

領収書がもらえる

窓口に何人並んでいようが、この機械さえ空いていれば、すぐに納税の手続きをすることができます。

メリットは、領収書が貰える点です。

法人で借入を行う時などは、必ずといっていいほど、税金の納付書の提示を求められることになります。

ペイジーやクレジット納付では、この税金の領収書が発行されません。

そういう意味では、銀行窓口納付の扱いになるSTMでの納税は価値があります。

できるだけ早めに決算を行う

月末はなんでも混んでいます。

一番は、決算を早めに行って、早めに納税を済ませてしまうことです。

クラウド会計などで、通帳取り込みなどを行っていれば、決算も早く確定することができます。

まとめ

もし、法人の納税でいつも窓口で待っているということがあれば、それはタイミングが悪いか機械を使っていないためかと思います。

そのような場合、ぜひ時間短縮の技として、このような方法を活用していただければと思います。

 

息子&娘(4歳8ヶ月&0歳8ヶ月)の成長日記

娘の顔を、ムニムニして変顔にしたりして遊んでいます。

すごい顔になるのですが、娘も楽しそうにしていて、とても可愛いので、なかなかやめれません。

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