目次
本題
法人の売上をどうやって上げるのか
楽天経済圏ならぬイオン銀行経済圏を考えてみたいと思います。
ミニマム法人のノウハウをYouTubeで公開してから、はや3年ほど経過しました。
その間、ミニマム法人の活用については、どんどんアップデートしてきました。
当初は、とりあえず法人の設立を行って健康保険料と年金の節約に主眼をおいていました。
そこで、課題となったのが法人の売上をどうやって上げるのかということです。
これが難問でした。
それを解決する1つの手法が、法人で株式投資になります。
法人で株式投資することで、20%の所得税と住民税が掛からなくなり(法人名義での運用なので)、役員報酬や社会保険料、法人経費の範囲の配当金や評価益については完全に無税にすることができます。
法人口座の開設が非常に難しくなる
3年前ぐらいまでは、ゆうちょ銀行での法人口座開設は簡単にできたので、ゆうちょ銀行で法人口座を開設して、SBIネット銀行や楽天銀行で法人の証券口座を作るという流れが簡単に作れましたが、最近はマネーロンダリング関連の犯罪が急増したため、法人口座の開設が非常に難しくなりました。
実務の現場では、年商見込み4,000万円の新規設立法人でゆうちょ銀行の開設ができない事例がありました。
私も正直愕然としました。
ちなみに、この時は、GMOあおぞらネット銀行の開設をしました。
ただ、別のクライアントでGMOあおぞらネット銀行が開設できない事例も発生しています。
イオン銀行の経済圏
この状況を鑑みて、私が白羽の矢を立てているのがイオン銀行の法人口座開設になります。
WAONへのチャージ
もし、イオン銀行で法人口座開設をすると、以下のような経済圏が想定できます。
まず、イオン銀行で口座開設することで、WAONへのチャージが簡単にできるようになります。
ここで、なぜWAONが重要になるかというと、WAONを使ってイオンで買い物をすると、200円につき1ポイント獲得することができます。
オーナーズカード
さらに、イオンの株を保有することで、オーナーズカードを持つことができるようになります。
ちなみに私は、法人口座にてイオンの株を保有しています。
このオーナーズカードは買い物金額に応じて、最低3%のキャッシュバックを受けれるのですが、この際の支払い方法が限定されていて、もちろんWAONで決済するとキャッシュバックの対象にもポイントの対象にもなるので、大変お得です。
意外に多いATM
そして、イオン銀行というのがネット銀行になります
なので、振込などの操作は基本的にはパソコン上で行えるメリットがあります。(ネットサービスについては、基本手数料が2,200円必要です。)
ただ、ネット銀行にはATMが少ないまたは専用のATMがない可能性があります。
ウエルシア、みずほ銀行
そこで、イオン銀行は、イオンにはもちろんありますし、ウエルシアのドラックストアはイオンの子会社なので、ウエルシアにはイオン銀行のATMが存在します。
さらにみずほ銀行はイオンと提携していて、平日時間内はATM手数料が無料になっています。
なので、イオン銀行は、イオン、ウエルシア、みずほ銀行(スーパーのKOHYOもグループ会社)などを生活で利用する方であれば、そこまで不自由さを感じない銀行だと言えます。
まとめ
ミニマム法人を設立したてであれば、取引実態の証明が難しく、今の銀行の状況を鑑みると法人の口座開設は難しいと言えます。
そこで、イオン銀行を選択肢の一つに入れていただいて、ミニマム法人でイオン経済圏を形成してみても良いかもしれません。
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息子&娘(6歳11ヶ月&2歳11ヶ月)の成長日記
子供たちがスイカに飽き気味です。
親戚のおじさんが2週間に1回ぐらい持ってくるのと、先週12キロの顔より大きいスイカ狩りでのスイカを家族4人で頑張って消費しているのですが、なかなか減りません。
こういう時、大家族だったらなと少し憧れを持ってしまいます。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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