親が要介護になって、親の実家が空き家になって賃貸に出した話

本題

要介護4と5

税理士で良かったと思うことは、何か起きてもあまり慌てないことかもしれません。

結局、一番困ることってお金のことなので、借金まみれでもなぜか事業継続出来ている社長や、税務調査が来て、国家権力のすごさをまざまざと見せつけられて、税金の滞納を心底後悔している人など、いろんな方とお話する機会があるので、多少のことが起きても、それほど動じなくなりました。

さてさて、去年ですが、父と母がいずれも病に倒れ、要介護4と5に認定される状況となりました。

市は違いますが、車で30分ほどの場所に住んでいる私は、手始めに親の通帳や請求関係について整理をしました。

要介護4と5なので、自力で生活することはできません。

なので、持ち家をどうするのかという問題が残ってしまったのです。

もちろん、亡くなったわけではないので、相続という話にはなりません。

しかし、施設や医療、介護の費用は掛かってきます。

親の財産を調べるというのは、気乗りはしなかったのですが、今後、親を施設に入れるにしてもどれぐらいのレベルの施設に入れるかなど、今後の方針を決めるには避けては通れない道です。

売るか賃貸か

当初は、家を売る案も出ましたが、親はまだ70代前半なので、長生きする可能性もあります。

家は、築25年ほどで土地の価値で2,000万円〜2,500万円で売れる査定は出ました。

しかし、すぐに買い手がつくか分かりませんし、一時金で手元に残ってもどんどん目減りしていきますし、いくら掛かるかも分からない状態になるのも怖さがあります。

売るとなると、不動産屋に売ることになると思いますが、私自身、不動産屋に良いイメージを持っていません。

しかし、自分自身も不動産の知識もないので、まともに戦っても勝敗は火を見るより明らかです。

そこで、私が取った行動は、賃貸に貸し出すというものでした。

東急リバブルで管理

自分では管理するのが難しいと思ったので、東急リバブルさんへ管理委託しました。

10月の後半から掲載をしました。

ちなみに、間取りは4LDK、駐車場は細い路地に面しているので、大きな車は入りませんが、軽自動車なら2台入るぐらいのスペースがあります。

不動産会社さん曰く、3、4月の繁忙期のシーズンではないので、客付けは難しいかもという意見でしたが、掲載1日で内覧希望の方が訪れ、そのまま契約、わずか1日で入居者が決まりました。

入居を決められた理由としては、子供が大きくなって今のマンションが手狭になったので、校区を変えることなく住める場所を探されていたとのことです。

ややこしい契約関係は、東急リバブルさんにやっていただき、礼金も入り、家賃収入が入ることになりました。

父が不動産収入

もちろん、家の所有権を移動させることはできないので、所有者の父親の不動産収入として、青色申告の開始の届出等も提出して、父の収入になります。

それと年金を合わせて、両親の施設に必要な費用を捻出していくことになります。

税金関係のことは、YouTubeで詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

今は、少子化で家が売れない時代と言われています。

確かに、売るとなると、いくらで売るという難解な問題がありますが、貸すというところであれば、売買に比べて何倍もハードルは低いです。

地域と家の広さがマッチすれば、即入居というのがあるんだなと思いました。

親が、要介護状態で、持ち家が空き家になってしまったら、賃貸を考えるのもありだと思います。

空き家になった実家を売らずに賃貸に出した時に、税務署に提出する書類

 

息子&娘(5歳4ヶ月&1歳4ヶ月)の成長日記

施設に入っている母のお見舞いに行ってきました。

息子と娘は大はしゃぎしていました。

母も孫が来るのは本当に嬉しいそうでした。

頼まれていた水とサンテのDOの目薬を持って行き、部屋の掃除を軽くして帰りました。

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