私が会計事務所で使用してきた会計ソフトの歴史 過去〜現在〜未来?

みつばち会計事務所の丸山です。

 

私は26歳の時に営業の会社から脱サラして 会計事務所で仕事をするにあたり初めに選んだ就職先は弥生会計のコールセンターでした 

 

理由は 会計事務所で最も使用されている会計ソフトの会社で経験を積めば入っておけば会計事務所の就職に有利だと思ったからです 

 

この考えは正しかったと思います 

 

そうして会計事務所の経歴をスタートしたのですが 今日は その中でも会計ソフトに絞った話をしようと思います

 

というのもこうゆツイートを発見したからです

会計事務所に入る前の意見としてどんな会計ソフトを使うのかと言った疑問が潜在的はあることをしりました

過去

会計事務所①

ICS &発展会計

弥生の会計ソフトのコールオペレーターをしていた私ですが 初めて就職した会計事務所は弥生会計を一切使わない会計事務所でした 

 

今でこそ笑い話ですが その当時は結構ショックでした 

 

その会計事務所がメインに使っていたのはICS という 確定申告と会計ソフトが一体型となったインストール型の会計ソフトでした

 

あと 先方入力先のために あとから導入された発展会計というものを使っていました 

 

ICS というのは ご存知の人もいるかもしれませんが 基本的にお客さんから預かった会計資料を ICS のインストールされたパソコンで 自力で手入力する必要がありました

 

その専用のパソコンとは別に会計事務所に 支給されたパソコンは通常の業務用で 例えば

元帳の印刷をしたいということであればICSがインストールされたパソコンからミシン目のついた専用元帳で出力する必要があるため 担当者の確定申告が重なると元帳待ちと言った状況が発生していました

 

しかしこの会計事務所では入力作業は大体外注していて そのデータを ICS に取り込んでチェックするという流れだったので 私の主な業務はチェック作業でした 

 

月次の試算表の作成や決算書の作成の時に この ICSのパソコンを使って作業をしていました

 

次に発展会計ですが これを使っていたのは大体7年くらい前です 

 

その時の発展会計はちょうどクラウド会計の銀行取り込みなどの機能がない形のクラウド会計ソフトと言ったイメージになります 

 

入力自体は手入力をしないといけないのですが ネット上で ログインさえすればいつでもデータを確認できるため 先方入力の場合でもチェックが容易という点が特徴的でした 

 

あまり 発展会計が使いにくかったという記憶はないので 結構使い勝手は良いソフトだと思います

 

会計事務所②

弥生会計

そして2つ目の会計事務所に転職します 

 

転職した会計事務所では完全に弥生会計がメインの事務所でした 

 

弥生会計については ご存知の方も多いと思いますが非常に優れたという会計ソフトになります

 

何が優れているかということ 入力のしやすさです

 

慣れた人であれば 1時間で200件ほどの入力をすることができます 

 

私は転職をしたばかりの時は入力作業が非常に苦手でしたので なかなか上手くいかなかった記憶があります 

 

ただ この会計事務所 比較的大きな事務所だったので お客さん担当と入力担当が別で 入力作業は専門のパートさんなどしていましたので 途中からはその方たちに入力していただきチェックするという作業が主体になっていきました 

 

ちなみにこの時の申告ソフトはNTTデータの達人になります 

 

申告ソフトの中では少し高めソフトに なりますが そのぶん使い勝手の面は非常によく 基本的になんでも作成できます 

 

現在(独立)

そして 現在は独立して専らfreeeを使っています 

 

freeeの特徴はまるでAIのように どんどんシステムが進化していくところです 

 

実際はエンジニアの方が日々奮闘されているとは思います

普通の会計ソフトでは請求書の作成などは 補助的な機能で付いていたり付いていなかったりして 実務的には全く使い物にはなりません 大概エクセルで作成をします

 

しかし freeeではその請求書機能もソフトの一部としてしっかり機能します 

 

さらに発展会計とは違う(今は進化しているかもしれまんが)のは 銀行やクレジットカードとも連動して取り込みができる点です

 

この機能のおかげで パンチャーがしていた業務というのは 半分以上要らなくなると思います 

 

さらに 先ほどの進化が激しいというところで行くと 法人税の申告までカバーできつつあります 

 

私も以前freeeの法人税の申告ソフトを使ったことはありますが 使った当時は 数字の一部が別の表と連動しなかったりと 一部不満な部分もありましたが freeeは日々改善されています

 

なので 今後はかなり使い勝手の良い機能になっていくと思います

 

未来

いうまでもなくfreeeを使っていると思います

 

ただしfreeeがなくならなければということになりますが その点は株式上場もされましたしより資本力は高くなると思いますので なくなることはないと思いますし 万が一会社がなくなることがあってもサービス自体はどこかの会社が引き継いで運用はされると思いますので使い続けていけるとは思います

 

何があるかはわかりませんが

 

まとめ

今日は 私の会計業界における会計ソフトの変遷についてお話をしました

 

会計ソフトは何を使うのかと言う疑問があると思います 

 

ただ 簿記の知識がしっかりしていれば最終的には会計ソフトは何でもいいと思います

 

それよりも就職される会計事務所がどういった業務フローで業務をしているからで求めれる能力というのは変わって来ます

 

編集後記

今日はAdobeMAXJAPAN2019に来ています

 

この記事は会場であるパシフィコ横浜の隣のカフェでお昼に書いていますが 午前のセッションだけでもかなりボリューミーで参考になることばかりでした

 

またこの様子は記事にしたいと思います

 

息子(2歳)の成長日記

さっき奥さんから予防接種に言ったとの連絡が『おじちゃん痛いことした』と言っていたそうです

 

一日一考

Adobeのソフトで自分の表現の幅が少しでも広がればと思っています

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