建設業 実務家養成講座〔第2版〕レビュー

本題

今日は、建設業の許認可に関する書籍を読んだので、そのレビューをしたいと思います。

Amazonでの購入はこちらから可能です。

残念ながら、電子書籍はありませんでした。

平成30年7月30日発売

本の特徴

P3参照

解説されている範囲

冒頭のページに記載されているように、本書は、建設業許可でも新規の許認可を行う場合の実務的なお話しで構成されています。

ご存知の方も多いと思いますが、建設業の許認可は、許可を取ったら終わりではなく、年に1回の変更届の提出、自治体へ入札を行う場合は、経審の申請、5年に一回の更新の手続きをする必要があります。

なので、この本で得られる知識は、個人事業ないし法人でまだ、建設業許可を持っていない人が新規で取得を行う場合の申請についてになります。

しっかり、冒頭でそれを書いているので、読み進めるうちに、「なんだ、経審のことは分からないんだ」と言ったガッカリ感を感じることもないでしょう。

書類の見本が充実

P109参照

このように、新規取得の際に実際に提出を行う書類をそのまま載せてくれているので、かなり具体的な申請方法について掴むことができます。

建設業の新規の申請というのは、結構なボリュームの書類が必要になるため、その書類を1つ1つ目で確認をすることができるのは、非常にありがたいことだと思います。

見積もり例も!

P184参照

こちらでは、仕事を受ける時の見積もり例も掲載してくれています。

本書の教えでは、見積もりはできるだけ細かく記載するようにと書かれています。

そうすることで、実際の仕事のボリュームというのを、クライアントに伝えることができ、さらに、自分が仕事をする時も作業時間の目安にして、より効率的に作業できるように改善、工夫をすることができます。

この本がおすすめの人

以上が、この本の特徴になります。

記載したように、この本の守備範囲としているのは、建設業許認可の新規取得の申請代行についてになります。

行政書士の目線からすると、昔からクライアントではなく、新規のお客さんに依頼を受けることを想定しています。

なので、建設業法の基本的な解説から、見積書の記載例といった。

今後、建設業許認可の仕事を受けていきたい行政書士の方がターゲットとなります。

その上で、古参の行政書士で建設業許認可しかしていない人というのも多いらしく、そのような建築業許認可市場についても解説されているので、その部分も興味深く読める点です。

まとめ

建設業許認可というのは、昔から行政書士の仕事として最もメジャーな業務と言えるかもしれません。

それだけ市場規模でいうとある程度見込める分野といえます。

その市場に参入するための足掛かりとなる本だと思います。

 

息子&娘(4歳9ヶ月&0歳9ヶ月)の成長日記

息子が朝、保育園に行く前に着替えをするのですが、私が選んだ服は着ずに、自分でカラーボックスからお気に入りの服を取り出して、着替えをします。

なかなかのおしゃれさんのようです。

それか、私のセンスがないのか。

多分、両方です。

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