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税理士試験合否の分かれ目 -10項目で自己分析- 税法大学院合格コンサルタントが解説

どうも、税法大学院合格コンサルタントのトモユキTwitterです。

ブログの公開数がようやく20個になりました。

自分でもHP開設から約1年間、コツコツとやってるなという印象です。

こういうコツコツ続けるのは昔から得意なんですよ。

では本題に入ります。

合格年度と不合格年度の比較

消費税合格に至るまでの経緯をおさらい

平成28年の合格の時は、会計事務所でフルタイムで働きながら専門学校のT社の上級コースを受講していました。

>>私の詳しいプロフィールはこちら

平成27年は受験はお休みしていました。

平成26年は法人税と消費税の2科目をO社で受講して法人税のボリュームの多さから途中で法人税だけに絞って不合格

平成25年は法人税のみO社で受講して不合格でした。

実に税法科目にチャレンジして3回目での合格になります。

 

>>消費税法を合格した時に意識して読んだ本について書いています

 

不合格年度と合格年度では勉強方法に大きな違いがある

すべての期間、会計事務所で働きながらの受験でした。

25年と26年の年不合格年度と28年合格年度では、

科目の違いはありますが、勉強方法についても大きな違いがあると今では思います。

今回は、税法の合格年度の勉強法を不合格年度と比較して紹介したいと思います。

 

合格年度不合格年度の違い

番号 受験科目 合格年度(消費税法) 不合格年度(法人税法)
1 専門学校 T社 O社
2 受講スタイル 通信 教室
3 スケジュール 自分でおおまかに計画 予備校の提案通り
4 自習場所 家(リビングなど) 自習室
5 会計事務所 大規模 小規模
6 家族の巻込度 大いに協力を求める 一人もくもく
7 自分へのご褒美 勉強日数×500円 なし(修行僧のように)
8 効率化 PDF化 なし
9 専門学校への依存度 進捗の管理程度 一蓮托生
10 完全オフの日 週に一日 なし(修行僧のように)

 

 

 

 

 

 

合格年度と不合格年度の勉強方法を個別で解説

専門学校の違い

専門学校については好みになると思いますが、私には、T社の方が合っていたように思います。

今考えると、T社は結果を出すにはこうするといったゴールから勉強方法を考えるような思考で、目的を達成するといった感じでカリキュラムを作っているように感じるからです。

T社はご存知の方もいると思いますが、外注契約の講師が授業を行います。

これに対して、O社は、社員制になります。

社会人の私にはT社のいわゆるプロ的な指導法が合っていたと思います。

 

 

 

受験スタイル

受講スタイルについてですが、最近は教室講座は受験生不足から閉講していると聞きます。

通信講座の方が主流になりつつあります。

通信講座の方が、おすすめです!?

これは単純に2倍速とかで授業を聞けるので効率的になると思います。

あと、マインドセット法の『GRIT』においてもエキスパートは一人で練習する時間が多いそうなので、通信講座は習熟度を上げるのに適した方法だと言えると思います。

 

 

 

スケジュール

スケジュールの立て方が、自分主導だったのか予備校主導だったのかの違いになります。

合格年度と不合格年度は科目の違いこそありますが、勉強時間は不合格年度の方が取っていたように思います。

ただ、不合格年度は5、6月あたりで中だるみして本当に集中しては勉強出来ていなかったように思います。

どんな試験でもそうかもしれませんが、勉強を始める前にゴールを意識しないとモチベーションを維持したまま試験日をむかえるのは難しいと思います。

そのモチベーションを維持するためにも予備校の通りに計画するのではなく、自分主導で計画を立てるべきだと思います。

 

自習場所

自習場所ですが、以前、東大生に受験勉強はどこでしましたかというあるテレビ番組のアンケートの結果で一番多かったのがリビングでした。

 

 

確かに誰かに見られている方が集中力が増すように思います。

私はテレビのついている環境でも勉強していました。

試験は違いますが、知り合いの社労士でお酒を飲みながら勉強して合格した人もいますので、

人によって集中できる環境は違うと思います。

自習室に行ったら勉強した気になっているのは、実は危ない状態かもしれません。

 

勤務先の会計事務所の規模

お勤めの会計事務所の規模規模は合否にさほど影響はないかもしれません。

合格年度は大規模な会計事務所に勤務していましたので勉強時間は小規模な会計事務所より少なかったです。

時間のあるなしでは合否は決まらないということかもしれません。

 

家族の巻き込み度

税理士試験に家族の協力は必須と思います。

受験は長丁場になります。

受験を決意されたら、まず奥さんまたは親の理解を得ましょう。

私は理サブを奥さんに持って貰って暗記を手伝って貰いました

間違ったら教えて貰うという方法です。

奥さんには負担を掛けてしまいますが、資格を取って恩返ししましょう。

 

 

ご褒美設定とは

私は合格年度にご褒美設定をしました。

 

不合格年度は自習室で一日5時間勉強しようといった目標設定でしたが、合格年度は自分で計画したスケジュールと専門学校のカリキュラムに合わせて、この範囲の理解と暗記をしようというような形でやることを事前に予定して、一日2時間勉強したら500円のお小遣い設定をしていました。

途中奥さんから高いとクレームが入ったため300円に値下げになりましたが、やらなかったことに罰を与えるより、やったことにご褒美を与えた方結果がよくなるような気がします。

 

 

PDF処理で効率化

合格年度から取り入れたんですが、たまたま、入学手続きの不備か何かで初回の理サブや理テキが2部ずつ送られてきました。

捨てるのも勿体ないので、1部PDF化していつでも持ち運べるようにしていました。

電車の中や昼休みのスキマ時間の活用に役立ちました。

専門学校を信じることは大切なことです。

 

専門学校への依存度の違い

不合格年度は、先生の言う通りにしていれば合格できると本気で考えていました。

いまさらそんなこと考え古いよと言われるかもしれませんが、、、

会計資料の丸投げではないですが、専門学校への合格の丸投げでした。

もちろん、そんなことをしても誰も合格は保証してくれません

合格年度での専門学校に対する位置づけは自分の勉強の進捗が進んでるかどうかの確認程度といった位置づけでした。

あとは、税法試験特有の法律改定の情報を教えて貰えるといった点は役に立ちました。

 

完全オフの日設定

合格年度はオフの日を意識的に設定しました。

特に日曜日は、平日に授業が聞けなかったら日曜に受講する場合以外は、平日スケジュール通り受講出来たら勉強はやらず奥さんと食事に行ったりして気分転換の日に設定しました。

ご褒美設定に似ているかもしれません。

税理士試験は長丁場になるのでメリハリをつけることが重要になります。

 

受験生へのメッセージ

自主的に行動することは何をするにも前向きな行動の源になると思います。

モチベーションの持続が必要な試験においては計画と効率が大事になります!

十人十色、人それぞれモチベーションの持続の方法は異なると思いますので、いろいろやり方を試して自分にフィットする方法を見つけてもらえればと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!!

 

>>税法1科目取得は、大学院免除と組み合わせることで税理士資格取得

ものすごく近づきます。大学院関係の記事もぜひお読み下さい。

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丸山友幸(まるやまともゆき)
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。 ウインタースポーツに打ち込みたいけど3月の確定申告がご不安な方はぜひご相談を!! 前走の私が直接対応させていただきます!! 既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。 著書「研究計画書の書き方 Kindle版」発売中 よろしくお願いします。