社会人生活のスタート

長文になりますので、略歴はこちら

Twitterやってます!

滋賀の大学卒業後、マニュアル車で爆走の営業時代

私は、滋賀の大学を卒業後、車の運転が出来る仕事がいいということで「焼肉焼いても家焼くな」でおなじみの日本食研で営業をしておりました。

私の希望通り、車で1日多いときは400㎞運転していました。またマニュアル車だったのでプチレーサー気分でギアを入れ替えて日々爆走しておりました。調子に乗って40㎞オーバーでオービスを光らせて一発免停になったこともありました。。

トモユキ
罰金10万円、運転免許講習1日もう2度と引っ掛かりたくないです

そんな私も営業生活が2年を過ぎたころに、このまま営業を続けて手に職がつくのかと疑問を感じるようになりました。営業成績が悪かったわけではないです。前年比で130%とか達成していましたので社内的なポジションもそれなりにありました。

そんな時に出会ったのが資格の専門学校TACが出していた公認会計士試験の受講生募集の貼紙でした。その時これだと思いました。経理の仕事ならどこの会社もやっているし、一生もののスキルが手に入ると思いました。

 

日商簿記2級に出会う

ただ、公認会計士の試験は当時は会計士バブルで合格率が急激に上がった年でしたのが、通常であれば弁護士につぐ難関資格です。なので、会計初心者の私はまず簿記2級を受けることにしました。

今でも覚えてますが、「日本食研」と、でかでかと車体の横に書かれている車を空いている駐車場に停めて社内で簿記2級のテキストを開いて勉強していました。仕事のスキマ時間を使って勉強をしていました。営業だったので、スキマ時間は作れたのですが(笑)

元々、理系ということもあり簿記の勉強は楽しくて1か月ぐらいの勉強期間で合格することが出来ました。

さて、次はどうしようかと思いましたが、簿記が楽しかった感覚と当時は26歳という若さもあいまって公認会計士の試験を受験することにしました。同時に会社に辞表を提出しました。

 

会計人生活のスタート

 

公認会計士、受験失敗!?

公認会計士の試験はTACでも花形の講座で200人ぐらいの席がいっぱいになるぐらい人気がありました。私は神戸の教室に実家から通っていました。その時は、いろいろなバイトを掛け持ちでやりました。ビラ配りなんかもしました。。

ただ、私の認識が甘かったんですね。脱サラして勉強に専念できる環境を作って学内のテストでも上位の点数を取っていたんですが、肝心の試験日になるとまったく点数が取れないんですね。

私は、根がまじめというか、ばかまじめなので、同じ問題集を何回も問いていました。なので、試験で出題されるような初見の問題にはまったく太刀打ちできませんでした。

会計士の試験は合計3回受けたんですが、3回目の試験結果が一番悪かったです。結果を知った時は成人して初めて父親の前で泣きました。28歳の時でしたね。その時の父親が一言「無理なんやろ」と言った言葉は今でも忘れません。

トモユキ
自分が情けないのと親の優しさで出た涙でした

その言葉にもう無理せんでいいんやでというような優しさが含まれているような感じました。

それで私は会計士の試験をあきらめることにしました。正直、毎日勉強することに精神的に追い詰められていたように思います。当時はお金もなく、ホールズという100円の飴が一日のおやつでした。

 

日商簿記1級、税理士試験突入

ただ、簿記の勉強が好きいう気持ちは変わりませんでしたので、簿記を生かした仕事をしたいという思いで会計事務所を目指すことにしました。営業からバイト生活の私を雇ってくれるところはないだろうと思い、弥生会計のコールセンターで派遣社員として働くことにしました。

結局、ここで定時で退社することも出来て会計ソフトについても詳しくなれたので、税理士資格取得と次の会計事務所の就職に繋がっていくことになります。弥生会計で働きながら、資格は一生ものという気持ちは変わりませんでしたので、日商簿記1級に挑戦してそのまま税理士試験挑戦へと突入していくことになります。

弥生会計在職中に簿記1級と税理士試験の会計科目である簿記論と財務諸表論については、1発で合格しました。それも会計士の試験勉強が役立ったわけですが。そんな勢いで念願だった会計事務所の面接に向かうことになります。

 

会計事務所勤務

私の読み通り、弥生会計のコールセンターの経験と税理士試験の科目合格が評価されハローワークで見つけた1社目で内定を頂くことが出来ました。その会計事務所は、2代目の所長が経営していて社員が男性2人、女性1人あと女性のパートさんが2人の一般的な会計事務所でした。

入社2週間で法人の決算を新人の私がやらされた時は正直驚きました。実務はしっかり先輩に鍛えられました。勤務当初は作った書類は大量の付箋付きで返ってきて修正して提出するとまた付箋が付いて返ってくるという繰り返しでした。

当時は、その先輩が嫌いでした。朝5分ぐらい遅刻してくるんですね。悪びれることもなく、そして、私のやった仕事は大量の付箋付きで返してくる。これは、完全な逆恨みなんですが、書類作成がメインの仕事でそれを何回も否定されている気持ちになり心も折れてくるんですね。

トモユキ
いくら簿記の勉強をしていても実務は別物でした。付箋がライオンのタテガミのように貼られていました

またこの時、私は税理士試験の3科目目の法人税法を受けていてその結果が2戦2敗だったというのも私を追い詰める結果になったのかもしれません。先輩は、またに年季の入ったクラブに連れていってくれたりしてかわいがってもらったんですが、結局2年も勤務せずに税理士法人へ転職をすることになります。

トモユキ
後で知ったんですが、法人税は税理士試験の中でも最難関で、良く勉強が出来る人でも3回ぐらいは受験しないと合格しないような試験でした。当時はそうゆう情報も入らないような情報弱者でした

転職理由は、今後の月収の期待感と勤務時間が釣り合わなかったことですね。会計事務所の繁忙期と言われる3月は定時が9時になる制度は納得できなかったですね。

 

税理士法人で悪戦苦闘!?

そんなこんなで、急成長中の税理士法人に転職しました。人不足ということと知り合いが勤務していたということもあり、すんなり入社が決まりました。試験の方は法人税が受からないということで一旦お休みして、業務に専念することにしました。

転職当初は、前職の事務所と違いグーグルのスプレットシートを使ったり、LINEを社内外の連絡用で使ったりと、デジタル機器を駆使するところにまったくついていけず、苦戦していました。

トモユキ
Googleなどのクラウドツールの扱いはここで勉強させてもらいました

ここでも、厳しい先輩がいてよく怒られましたが、よく飲みにも連れていってくれました。そしてなんとか仕事をこなせるようになってきました。税理士試験についても方向修正して、大学院に行って税法は別の1科目取得する道もあることを知り、その道で資格取得することを決意しました。

その方向修正はうまく行き、勤務しながら、消費税法を取得しました。そして大学院に入学することにもなりました。現在在学中で論文を執筆中になります。平成31年の3月に卒業すれば税理士資格の要件を満たす予定です。

 

株式会社を自分で設立、税理士資格取得前に独立

平成30年(2018年)4月26日付けで株式会社スカイクラウドとして会社設立しました。

前職が法人設立件数日本でたぶん1位の税理士法人でしたので、公証人役場、法務局に自分で行き、会社設立freeeを使って設立をしました。

私は、2019年に大学院を卒業すれば税理士試験の資格に必要な要件を満たすことが出来ますが、その前にクラウド会計ソフトの導入サポート業務を主とする会社を設立しました。もちろん、税務申告業務は出来ません。

株式会社の設立でいかに集客が難しいのかを思い知らされました。

また、ホームページ1つ取っても簡単に作成できないことを思い知らされました。

 

業務範囲を拡大

クラウド会計ソフトの導入サポートは、今や、会計事務所でもfreeeの会社でもやってますので、これではほとんど仕事に結びつきませんでした。

そこで、税理士受験生向けの大学院合格コンサルというものを始めました。

すると、ホームページだけで何名かから仕事の依頼を受けることができ、その何名かを無事大学院合格まで導くことが出来ました。

ここで、私はホームページで集客できることに気づきました。

元々、会計事務所で節税など守りの経営についてのサポートの経験はありましたが、売上に直結する集客のサポート経験はありませんでした。

 しかし、中小企業の6割以上(※)は、赤字です。 

 

節税、節約には限度があります。

会社を継続させるためには売上を上げるしかないのです。

私は、自分の集客の経験を活かした集客面のサポートもしたいと考えるようになりました。

そして、ホームページの導入サポートの業務を地域と業種限定ですが始めました。

※(出所)日本経済新聞「赤字企業の割合、7年連続で減 国税庁の16年度調査

 

そして、現在

以上が私の大学を卒業してからの職歴の軌跡になります。みごとに資格に翻弄された人生です。若いころの自分に戻れるなら、2回ぐらい方向修正するように助言してやりたいです。

ただ、こんな失敗の経験が多い中で、簿記の仕事をするという目標はばかまじめに貫いてきた自負はあります。そして、どんな方法でも目的を達成する根性はあると思います。正直、エリートでもなんでもありません。泥臭く歩んできました。

そんな私の仕事をする上でのモットーは、

売上が上がれば必ず会計は楽しくなります。

です。

ホームページの運営も自分で行っています。

正直、ホームページを作成すれば売上がもっと上がる業種はたくさんあると思っています。

Webの活用、クラウド会計の活用などITツールを駆使してクライアント様の経営を集客、会計の面からサポートさせて頂きます。

 

大学院コンサルの結果

2018年の8月ごろからサービスですが、2019年4月入学者が7人誕生しました。

合格率はなんと100%です!

詳しい結果は、ブログにしましたので、ご覧ください。

ホームページだけで集客して、オンラインのみで授業が出来たことは、会計のサポートサービスにもそのノウハウは活用できると思います。

2020年4月入学希望者向けにもサービスをする予定です。

「2019年度4月入学目標」税法大学院合格コンサル結果発表~

シェアしてね!