研究計画書の添削サービス!?文章構成を変えるだけで劇的に変わる

つい先日、2日前ほどのことです。

私のところに連絡がありました。

内容は、「残り2週間ですが、研究計画書の添削と面接をお願いします」というものでした。

この記事は以下のような方向けに作成しました。

●税法大学院になかなか合格出来ない方

●税法大学院受験を考え始められた方

●税理士受験生

●税理士に興味のある一般の方

研究計画書の作成期間の目安

私は、研究計画書の作成は通常2ヶ月掛かると考えています。

【税法大学院合格コンサルタント奮闘日記】願書提出日までの残り時間別の対策方法

2ヶ月あると割と余裕を持って研究計画書の作成が出来ます。

 

ということもあり、添削からの依頼については基本的にお断りしていました。

 

ところが、その方が事務所近くの塚口駅まで来て頂けるということでしたので、スポットコンサルとして塚口のタリーズでお話をさせて頂くことになりました。

『サービス詳細はこちら

 

 

 

参考文献(材料)が揃っていることは大事

すごく勉強されているのはすぐに分かった

その方は会社の経理で数年勤められて、簿財消の3科目合格されている方で、東京の国立図書館に参考文献を借りに行かれるような非常に勉強熱心な方でした。

 

そして、お話を伺うと有利発行がされた場合の有価証券課税について論文を書いてみたが間違っている箇所が分からないので依頼されたというものでした。

 

研究分野の理解度が高かった

研究計画書の状況を伺うと、3つの判決について考察されていて、それぞれの説明を口頭で伺ったのですが、非常に複雑な取引について考察を深めておられ、途中まではついていけたんですが、後半から理解できないようになってしまうぐらい複雑な内容になっていました。

 

作成期限のリミットも迫っている中で、正直合格レベルまで持っていけるか未知の状況でしたが、話を聞いているうちに、有価証券についてものすごく勉強されていると感じましたので、応援したい気持ちもありましたので、お受けすることにしました。

 

そして、作成された研究計画書を添削させて頂くためGoogleドライブに格納して頂きました。

オンライン税法大学院合格コンサルタントのデジタルツール活用術

 

 

研究計画書の改善点

一段落に話題が複数入っている

作成された研究計画書を確認させて頂くと、文字数が多く参考文献をたくさん勉強されたことは一目で分かりましたが、一段落にいろんな話を詰め込みすぎといった印象を受けました。

 

勉強されたことを五目焼きそばのようにごちゃまぜにした印象の文章でした。

 

文章全体の一貫性

次に各段落が上から下に進むにしたがってそれぞれが意味のある段落になっているかどうかという点を見ました。

 

いわゆる一貫性というものがあるかどうかという視点で見ていきました。

 

すると、各段落が漫画のこち亀の読み切り型のように問題が一段落完結型のような形になっていて一貫性という面で繋がりが薄い形になっていました。

 

これは、勉強熱心な方に起こりやすい現象になると思います。

 

いろんな文献を読んで、あれもこれも問題点を書いてしまった結果、neverまとめのようの文章構成になってしまったというのが理由になっていたと思います。

 

 

根本的な内容の理解が一番時間が掛かる

しかし、参考文献は読み込まれていて、それぞれの問題の理解はされているようでしたので、文章構成を変えるだけで劇的に変わるなと思いました。

文章の質が劇的に変わる可能性がある

今回の件で、私の中では新しい発見をさせて頂いたと思います。

それは、勉強熱心だけど、文章構成が分からないという方は結構多いんだなということです。

 

大学院受験の小論文が苦手という方は結構いるのかなと思います。

 

それは、知識不足だからというよりは、文章を書きなれていないということが原因だろうと思います。

 

 

文章を書く、それ自体が難しい

会計事務所の仕事では文章を書く機会自体少ない

確かに、文章を書くこと自体非常に難しいことです。

私も文章がうまいとは全然思わないですが、それでも、自分で、研究計画書、修士論文、コンサル指導を行う中で少しは文章構成がうまくなったのかなと思います。

さらに、ブログを書くことで読者目線を少なからず意識した文章を書けるようになってきたと思います。

会計事務所で働いていると、日々数字との闘いで文章を書く機会はほとんどないと思います。

業務上で文章を書くのは、書面添付を作成するぐらいではないでしょうか。

 

 

ブログは文章がうまくなるための最良のツール

ブログを書いていて強く感じることは、文章がうまくなる秘訣は量だと感じます。

あらすじ書きの天才だった僕が言う『小論文対策でブログを始めるのもあり!?』の理由│税理士免除大学院入試対策

Amebaブログなどの無料ブログでもいいですし、週に2回ほど2,000字程度のブログを2ヶ月ぐらい書くことを継続すると自然に文章力は上がっていくと思います。

 

今回のブログで2,000文字ほどになります(笑)

 

2019年入学の試験を対象に始めた税法大学院合格コンサルのサービスですが、2020年目標では、添削からのサービスも受験生の学習状況で設けてもいいのではと思います。

 

 

まとめ

租税の問題の理解は出来ているが、文章がうまく書けないという方は多いのではないだろうか。

私も、ブログを100記事近く公開しているが、文章を書くことは本当に難しい行為であると感じます。

文章がうまくなる秘訣は量です。

無料ブログなどで、文章を書く習慣をつけることは税法大学院の受験にも有効な手段だと思います。

 

TOMOYUKI
実は、合格されてすぐこのコンサル生の方と祝杯を挙げにいきました。

こういう新しい出会いがあるのも、コンサルサービスをする醍醐味です(^^)/

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