本題
時事ネタの税務弘報
先日、税務弘報2023年8月号をヨドバシカメラの通販で購入しました。
ヨドバシカメラの通販ってほんと便利ですね。
送料無料でポイントまで付いてきます。
さて、税務に関する本はたくさんありますが、実務向けと学者向けがあります。
税務弘報はどちらかというと実務向けになりますが、東京大学名誉教授の中里先生が執筆していたりと学者向けの要素もあります。
研究計画書のテーマとして選ぶ際に、時事ネタを少し入れると文章に少し華やかになります。
表現が独特で分かりにくいかもしれませんが、要するに、読みたくなったり興味をもられやすくなります。
そのため、月刊で毎月発売されている時事ネタの税務の寄稿がされている税務弘報というのは、テーマ選定という意味で最新号などを買ってみるのはありです。
定番ネタの租税判例百選
一方、租税判例百選の最新刊は第7版になります。
第7版の発売は、2021/6/29なので2年前に発売、第6版の発売は、2016/6/29なので、実に5年越しの発売になります。
第7版には100以上の判例評釈が掲載されていますが、第6版から変わったタイトルは17個になります。
なので、ほとんどは第6版に掲載されていたものがそのまま掲載されています。
これは、当然で税金の事件で裁判までいくケースというのは稀です。
そのため、論点に応じた事件というのはそうそう簡単に争われることはありません。
租税判例百選というのは、所得税、法人税、消費税などの目次で分かれているように、その論点で重要度の高い事例を掲載するように作られています。
載っている事件の重要性というのは確かなのでここからテーマを選ぶのは間違いではありませんが、テーマの鮮度という点においては落ちていく一方なのです。
両方活用する
時事ネタというのは、ニュース番組が昔から現代までテレビ放送されるように人間というのは新鮮なネタ情報に興味をそそられるものです。
しかし、税法という学問を軽視してはいけません。
税法の重要な事件というのは、租税判例百選に掲載されています。
なので、お互いの長所を生かして、税務弘報で最近の時事ネタを仕入れて、それをテーマを選択した材料として話のフックとして使用して、事例研究においては租税判例百選を参考に書いていくという方法が結構教授の興味を惹ける書き方になるのではと思います。
まとめ
税務弘報、租税判例百選、どちらも税法の書物として歴史があり重要な本です。
どちらが優れているというわけではなく、どちらも活用して単純に良いとこ取りをして研究計画書を作成すると、読み手の興味を惹ける文章に近づくと思います。
息子&娘(5歳10ヶ月&1歳10ヶ月)の成長日記
週末、プールに行って2人ともコンガリを焼けていました。
息子は上半身裸だったので冷えピタで火照りを取っていました。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。
著書「研究計画書の書き方 Kindle版」発売中
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