本編
税法大学院を選択肢に入れた場合、税理士の試験は実質、会計科目2科目と税法科目1科目の合計3科目に合格すれば良くなります。
税法大学院に入学もしくは卒業して、さらに会計科目2科目に合格していて、税法を何にしようか迷っている人は意外に多いものです。
そんな時、何の税法科目を選択するべきなのか。
どれを選択してもいいと思うのですが、今日は、完全に俺的な目線で話したいと思います。
この話は、昨日、居酒屋にて、現在大学院に通っているセミナー生だったHさんとの話で、最後の税法科目は何にしましょうかと言った話題から書こうと思いました。
この時、私が回答したのは、ネタになる科目が良いのではないでしょうかというものでした。
すると、酒税法という話が出てきました。
私は、全然ありでしょうと答えました。
税理士試験を志した人で、酒税を受験しようと考える人は皆無だと思います。
どれだけお酒好きでも選択をしない科目、それが酒税法になります。
さらに、選択されない理由の1つに、酒税は実務で使うことはほぼないという現実もあります。
なので、今から勉強を始めようという人で酒税を勉強しようという人は皆無になります。
しかし、私の周りで酒税を合格している人は3人ほどいます。
税理士試験の受験を受けた人は、受験した税法科目の話をすることがあります。
そんな時、酒税という言葉が出てくると場が少しざわつきます。
たいがい、2度聞きます。
「えっ、なんて?」
で、2回聞いて、微笑を浮かべる。
それが酒税法になります。
別に、酒税法のことをばかにしているとかそんなことは一切ありませんが、どうしても、そういう雰囲気になってしまいます。
私は、税法のなんであれ、合格できれば良いと考えています。
酒税法を合格して税理士試験を突破した人は、したたかな戦略家とも思って尊敬しています。
税理士試験は競争試験です。
60点以上取ったらみんな合格などという甘い試験ではありません。
受験生が一律の基準に従って、偏差値カーブの上に無機質に並べられ、上位10%付近でラインが引かれて、合格者と不合格者に分けられます。
合格することだけが正義です。
手段を選ばず、1点でも多く積み上げる方法や合格しやすい手段を選択した人が合格します。
また、昨日の会話の中では、合格科目でマウントを取る人いますかねという話にもなりました。
例えば、法人税を合格したことを自慢するような人です。
私は、いるかもしれませんが、そういう人とは友達にならないので、気になりませんと答えました。
事実、私の周りではそういう人はいませんし、税理士同士で話をする時は、たいがい、実務の話とか売上の話になるので、税理士試験の話はほとんどしません。
税理士試験は早く突破することだけイメージをすれば良いと思います。
その手段に税法大学院であるとか、酒税法の選択というものがあるだけのことです。
それ以上でもそれ以下でもないと思っています。
どの税法科目でも良いということであれば、後々、場が和む酒税法を選択することも当然ありだと思います。
編集後記
今日は、大学院コンサル3回目の方のミーティングをします。
息子(2歳11ヶ月)の成長日記
昨日、ピザを取って食べたのですが、サラミがお気に入りだったようで、サラミだけをちぎって一枚のパン生地が残りました。
パン生地は私が美味しくいただきました。
レッツゴージャイアンツ
8月21日VS広島 負け
先発の田口が、初回に5点を取られて、それが最後まで響いた試合でした。
一方、広島先発の森下は1点で抑えるナイスピッチでした。
巨人は、週の後半の先発が手薄です。
今日の先発は畠です。
6回2失点ぐらいなら勝機はあるかと思います。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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