本題
さてさて、SAJスキー検定、残りあと2つ(指導員検定は別として)がスキーの習熟度を測る段位認定として存在します。
その名もプライズテストです。
まずは、テクニカルで最後にクラウンという段位認定があります。
ここからは基礎的なところも必要ですが、それ以上の美味さ、どんな斜面や雪質でも対応できるだけの経験値が必要になります。
また、今回思い知ったのですが、検定会場によって微妙にジャッジの基準が異なります。
今回、ハチ高原にある鉢伏スキー学校というところで検定を受講しました。
種目は変わらず、大回り、小回り、不整地小回り、総合滑降になります。
前回受験したのが岐阜県の鷲ヶ岳スキー場で、ジャッジ(3人)の基準の大きな違いが小回りになります。
鷲ヶ岳のジャッジ 75、75、75
ハチ高原のジャッジ 74、74、73
ほぼ同じように滑りました。
小回りはどちらかというと得意にしていたので、まさかハチ高原のジャッジで73が出るとは思いませんでした。
ハチ高原の場合は、カービング系でスピードを求められます。
鷲ヶ岳では全然そんなことはありませんでした。
バーン状況は若干違いましたが、それでも、ここまで違うと何が正解か分からなくなってしまいます。
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ハチ高原でのテクニカル検定ですが、今回はトリプルリフトの隣の急斜面の検定バーンを3分の1ほど規制ポールを張って、受験生でデラ掛けをしてから大回り、小回り、総合滑降を行いました。
前回の鷲ヶ岳では、大回りと総合滑降で74オールだったので、ここを練習して急斜面に慣れる練習をしていたのですが、その成果が出たかと思います。
ハチ高原のジャッジ(大回り)74,74,75の74
ハチ高原のジャッジ(総合滑降)74,75,75の75
こう見ると、1人1ポイントと考えると3ポイント上昇させることに成功しました。
大回り系の種目では、しっかりスピードに乗った状態で滑り切ることができました。
あとは課題の左足外足のターンの精度を上げることが必要になりますが、進む方向性は分かりました。
今回22名が受験して、合格者は2名でした。
この2人を見るとしっかりカービングで攻めた滑りをして、かつこぶでも安定した滑りをされていました。
特に29番の方は、加点が出にくい鉢伏スキー学校で総合滑降76を出しているのはすごいの一言でした。
閉会式の総評では、西谷主任からテクニカルではスピードのある中で、深いターン弧を描けるかが合格の鍵ということを述べられていました。
また前走でスペシャルゲストのナショナルデモ徳竹剛さんからは、カービングでも角度を変えながら抉るように角付けすることでメリハリの効いた滑りができるようになるとの助言をいただきました。
なお私のゼッケンは25番で数字的にはなんとも言えない結果となってしまいましたが、収穫大きい検定だったと思います。
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スキー検定1級持ち、現在テクニカル挑戦中の税理士・行政書士です。
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