法人設立して3年、法人の印鑑は結局3本必要なのか

本題

3本の内訳

代表者印、銀行印、角印というセットが法人の印鑑の標準セットになっています。

価格もバラバラ、安いものは5千円ほどで購入できるものもあれば、高いものでは2万円を超えるものもあります。

価格は主に材質で決まる傾向にあるようです。

昔お客さんでチタン製で3本揃えている方もいましたが、確か2万円を超えていたように思います。

 

意味はある

この3本ですが、法人だから3本必要というわけではありません。

昔の名残りで3本なのです。

なので、3本が必ず必要なわけではありません。

一般的に、代表者印の真ん中に「代表取締役之印」と彫刻されていて、銀行印には、「銀行之印」と彫刻されています。

角印はその名の通り、四角い形をしています。

そして、代表者印は法人の登記をする際に登録をします。

いわゆる実印になります。

次に、銀行印は、その名の通り口座開設の際に銀行に届出印として使用する際に使います。

ただし、代表者印を登録しても大丈夫です。

角印はというと、紙の請求書を発行する時などは、見栄えの面を考慮して押印するような場合に使います。

ただ、角印は実印でも銀行印でもないため、押したところで何の法的な効果はありません。

 

使用頻度

実際私は、法人を設立して3年が経過しました。

売上は大学院コンサルと少額のアフィリエイトが中心で、契約書や請求書は電子でやっています。

そういう事情もありますが、まず、角印ですがこれはただの一度も使ったことはありません。

そりゃそうですよね。

紙がないわけですから、法律上必要ない印鑑を使う場面はありません。

次に、銀行印ですが、現在私は、ゆうちょとUFJの2つの法人口座を持っています。

その際の届出印として口座開設の時に使いました。

ゆうちょはネットバンキングで使って、キャッシュカードで出金します。

UFJは最近作ったばかりなので、ほぼ動いていません。

なので、銀行印は使用したのは、2回になります。

先ほど書いたように、銀行印は代表印で代用が可能です。

最後に法人の実印である代表者印ですが、これも実務ではほとんど使用していません。

本来は、契約書に押印するような時に使うのでしょうが、その契約も電子でやっているので、あまり出番はないでしょう。

紙の契約を頻繁にする会社では、必要になると思います。

また、その場合は、紛失リスクを考慮して、銀行印と分けるメリットも出てくると思います。

 

所感

業態によると思いますが、時代もペーパーレスになってきて、印鑑の活躍する場面も少なくなってきています。

頻繁に契約書に実印を押印する場合は、代表者印と銀行印の2本。

電子契約などがメインで代表者印の出番が少ない会社なら、1本で法人の印鑑は十分だと思います。

角印はマジで、綺麗な状態で赤マットの上でぬくぬくしています。

 

編集後記

今日は、一時支援金を中心に動きたいと思います。

 

息子(3歳6ヶ月)の成長日記

昨日は、奥さんに恐竜のバスボールを買って貰ってご満悦だったようです。

 

ヨガ日記

今日も、朝7時からビギナーピラティスを受講。

体が徐々にポカポカしてきました。

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