税理士が感じるe-taxの癖

本題

みなさん、確定申告は順調でしょうか。

電子申告してますか。

まだ、していないという人は、ぜひ挑戦してみてください。

さてさて、税理士もe-taxを使う場面は多々あります。

そんな私がe-taxに感じている癖を話してみたいと思います。

Windows優遇

e-taxを使って感じること、それは明らかにWindowsの方が使いやすい仕様になっているということです。

これは仕方のないことかもしれませんが、macで使ってみると色々制限を受けることがあります。

また、e-taxを使うには、環境設定を行わないといけないのですが、Windows用の設定の解説はすぐに見つかるのに、mac用の設定方法はなかなか探さないと見つかりません。

なので、macを普段使いしている人にとっては、e-taxとの相性はあまり良くありません。

インストールに手間が掛かる

最近はI T技術の発展で、グーグルのブラウザを立ち上げれ、すぐに使えるソフトがありますが、e-taxを使うためには、パソコン環境と、使用するために必要なプログラムをインストールする必要があります。

このひと手間が無くなれば、もっと普及するのにと思ってしまいます。

これも、Windows用とMac用のプログラムが分かれているので、正しいプログラムを選択しないと動かないので、こういうところを改善していただけるといいのにと思います。

変な形式のファイル

私のブログでは、何度もグチのように登場しているファイル形式が、xml形式になります。

正直、e-taxを触るまで、見たこともない聞いたことないようなファイル形式でした。

以下で紹介するQRコード付証明書等作成システムを使用する際に、クライアントにふるさと納税の証明書データを送って貰うのですが、そのファイル形式もxml形式になります。

基本的にe-taxの画面上でしか開くことのできないデータなので、クライアントは、いつもこれで大丈夫ですか?と不安な様子でこのデータを送信されます。

csv形式でよくないと思うのは私だけではないはずです。

マイナンバーがなくても使えるシステムの存在

e-taxは電子申告のイメージなので、電子証明書であるマイナンバーカードがないと使えないと思われがちですが、意外と、マイナンバーカードがなくでも使えるシステムというのが存在します。

QRコード付証明書等作成システム

これは、ふるさと納税サイトから出力したxml形式のデータをPDFデータに変換することができるシステムです。I💌 PDFみたいなことができる機能になります。

口座振替依頼書の提出

利用者識別番号とパスワードがあれば、所得税や消費税の振替納税の申請を行うことができます。

その他にも、マニアックですが、所得税徴収高計算書などもマイナンバーカードなどの電子証明書がなくても利用することが可能です。

場所は、WEB版に利用者識別番号とパスワードでログインして、「申告・申請・納税」をクリックになります。

確定申告書を紙で作成

昔は電子申告などはありませんでしたし、全て紙で提出を行っていました。

今でも、紙で申告されている方は大勢います。

もちろん、紙で確定申告書を作成することはできます。

場所は、確定申告作成コーナーから入って、紙で提出を行うを選択して進みます。

システムの癖はありますが、指示通り入力を進めれば、一応申告書を作成することはできます。

まとめ

e-taxとは、国税庁が提供してくれている一言でいうなら、確定申告を含めた税金の申告書の作成ソフトになります。

無料でこれだけのものを使用できるのはすごいことですが、癖があることは否めません。

持続化給付金などのシステムが非常に使いやすかっただけに、エンジニア集団で最高に便利なシステムを作ってくれたら、もっとe-taxの利用者は増えると思います。

 

息子&娘(5歳6ヶ月&1歳6ヶ月)の成長日記

今週は、曜日変更もあって、息子の習い事が週4でありました。

体操、英語、水泳、体操でした。

頑張った息子を褒めてあげたいと思います。

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