本題
確定申告まで残り1ヶ月というところで、事務所に電話が入りました。
なんでも、確定申告の相談ということでした。
佐々木(仮)ですと名乗る方でした。
freeeのお問い合わせページをご覧いただいたということで、freeeに入力されているのかと電話越しに聞いてみると、何もしていないとのことでした。
正直、この時期で何もしていないとなると受注が困難になるケースもありますが、せっかくお電話いただいたのも何かの縁と思い面談させていただくことにしました。
日程を合わせて面談することにしました。
すると、20代後半ぐらいの茶髪の男性が現れました。
名前を聞くと斉藤(仮)ですと名乗ります。
んっ?
佐々木さんではないのかと尋ねると、佐々木の代わりに来たとのことでした。
なんでも、近いうちに法人を設立するらしく、それを佐々木さんの名義でされるとのことでした。
斉藤さんは確定申告されないのですかと尋ねると、しないとのことでした。
この時点で、私の頭の中にははてなマークがつきましたが、話を進めていきます。
この斉藤さんですが、生活保護というわけではなく働かれているので、申告はしないといけないのですが、納税意識が皆無なのか全く申告するつもりはないとのことでした。
法人を設立した後もその考えは変わらないそうです。
とりあえず、佐々木さんの話をすることにしました。
斉藤さんの手には、領収書などがパンパンに詰まった紙袋が握られていました。
これを残り1ヶ月で集計して形にする必要があるのかと内心、受けたくない気持ちでいっぱいでしたが、せっかく来ていただいたので、高めの見積もりにはなりましたが、見積もりを提出しました。
3日間考えてくださいと期限をお伝えして、その日は終了になりました。
それから、3日が過ぎ、連絡が来ませんでした。
内心ほっとしました。
無申告の人を野に放ってしまったわけですが、税務調査などでガツンと痛い目を見ないと、納税意識が変わるのは難しいのかもしれません。
息子&娘(6歳5ヶ月&2歳5ヶ月)の成長日記
娘がやたらパパ好きと言ってきて寄ってくるようになりました。
今まではママだったのに、気が変わったのでしょうか。
嬉しい気持ちはあるのですが、抱っこ抱っこと言われるとしんどい場面もあります。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
ウインタースポーツに打ち込みたいけど3月の確定申告がご不安な方はぜひご相談を!!
前走の私が直接対応させていただきます!!
既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。
著書「研究計画書の書き方 Kindle版」発売中
よろしくお願いします。
令和6年確定申告のご依頼はこちら
税務調査対応(個人事業限定)はこちら
ミニマム法人の設立、税務顧問はこちら
すぽっと相談(オンライン)はこちら