【Amazon12/8時点】ICカードリーダライタ比較

本編

青色申告65万円

令和2年の改正で今年の確定申告に影響が出ると考えられるのが、青色申告控除が電子申告しないと55万円控除と10万円下がってしまうことではないだろうか。

電子申告をするためには、実務上、大きく2つの方法に分けられる。

国税庁のe-taxソフトを使って、申告する方法と、freeeなどの会計ソフトを使用して申告する方法があります。

ここで一つ、少し専門的な話をします。

青色申告をする場合の実務的な手順は、2つに分けることができます。

それは、帳簿作成と申告業務です。

帳簿作成というのは、いわゆる仕訳を入力して、家計簿の延長なようなものを作る行為です。

次に、申告業務というのは、所得と言われる儲けから、社会保険や住宅ローン控除などを調整して、1年間の所得税を申告する行為です。

最近、スマホで簡単に申告できるというのは、後者の確定申告ができることを意味しています。

なので、例えば、給与所得がある人が、初年度の住宅ローン控除を申告するような場合は、そもそも帳簿作成が必要ないので、確定申告のみで作業は終了します。

この場合は、複雑な仕訳などを入力する必要はないので、スマホでも簡単に申告ができるのです。

さて、前置きがだいぶ長くなりましたが、青色申告を行う場合は、今年は、電子申告したいところです。

ここからは、freeeで電子申告する場合に必要なことをお話します。

freeeで帳簿作成していると、申告まで一気通貫で処理ができるので、おすすめです。

しかし、freeeのみで電子申告をする場合は、1つだけ縛りがあります。

それは、マイナンバーカードとICカードリーダライタが必要な点です。

国税庁のe-taxソフトは違うのかというと、実は違います。

国税庁のe-taxソフトの方は、マイナンバーカード方式の他にID .パスワード方式の2つの方法で申告することが可能です。

じゃあ、国税庁のe-taxソフトの方が良いのではは思う方もいると思いますが、freeeで申告する方が楽なので、マイナンバーカード方式でfreeeで行うことを私は推奨します。

さらに、青色申告を受ける場合は帳簿は必須なので、freeeで申告書を作成している場合は、なおさら、マイナンバーカードとICカードリーダライタをご用意していただき、freeeを使って申告されることを勧めているわけです。

 

接触か非接触か

ところで、ICカードリーダライタって何かと疑問に感じる方も多いと思います。

ICカードリーダライタとは、その名前の通り、ICチップの入ったカードを読み取る機械になります。

実は、運転免許証なども最近ではICチップが入っています。

なぜICチップを入れるかというと、所有者を特定するためです。

ちなみに、ICチップの入ったカードを電子証明書とも言います。

そのため、大抵の場合は、ICチップの入ったカードというのは有効期限が決まっていて、更新手続きが必要になります。

マイナンバーカードの電子証明書は5年が有効期限になります。

ICカードリーダライタには、読み取りの方法に分けて接触型と非接触型の2つのタイプがあります。

どちらを選ぶかは好みになります。

非接触型は読み取りの際にうまく行かないこともあるかもと思われる方もいるかもしれませんが、私が使っているNTT製の商品は、非接触型ですが、1年ほど使っても全く問題はありません。

機械の上にカードをかざすだけなので、便利です。

接触型の場合、何回も入れていると、差込口が少し消耗してくることもあります。

ただ、そこまで使用するのは会計事務所でもない限りないと思います。

あと、値段的には機種やメーカーによってもバラバラですが、接触型の方が若干安い傾向にあります。

 

WindowsかMacか

確定申告を行う場合、ほとんどのソフトはWindowsに対応しています。

Macに対応しているのは少数になります。

ただ、freeeの場合は、一応対応しています。

一応というのは、私が実際に試したことがないので、こういう表現にしています。

macによる電子申告の方法はこちら

なので、macユーザーでも、freeeを使えば、一気通貫で電子申告することができます。

最後に、現時点(2020/12/08)でAmazonで購入できるICカードリーダライタのおすすめ機種を示して締めたいと思います。

私の使っているNTT製のものは、品薄なのか、えらく高騰してしまっているので、ここでは割愛させていただきます。

接触非接触
Windowsのみ対応NTTコミュニケーションズACR39-NTTComソニー PaSoRi RC-S380
MacNTTコミュニケーションズACR39-NTTComNTTコミュニケーションズ ACR1251DI-NTTCom

実は、無名ブランドでWindowsのみ対応、接触型の商品は多数ありました。

ただ、おすすめできるのは、NTTやソニーのメーカーになります。

無名ブランドでも、Amazonの評価は、良いものもありますが、私はメーカーの商品を購入するかなということで、このようにさせていただきました。

mac対応で、非接触型のもののみかなり少ないです。

接触型については、2020/12/08時点では、上記のNTT製のものを選んでおけば間違いないと思います。

価格もそれほど高くはありません。

 

まとめ

今年は、65万円控除を取るために、ICカードリーダライタの需要が高くなると思います。

品薄も想定されるので、電子申告を検討されている方は、早めにご購入されることをおすすめします。

 

編集後記

今日も、年末調整関係の仕事をします。

 

息子(3歳3ヶ月)の成長日記

ベッドに行くまでが一苦労です。

奥さんと連携して、頑張ってベッドまで連れて行きます。

 

ヨガ日記

昨日は強度2(5段階)のベーシックヨガを受けました。

初期にころに比べて、少し前屈ができるようになったと思います。

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