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相続税の実務経験がない自分が相続税専門税理士のセミナーにいって感じたこと

まいどおおきに!

税法大学院合格コンサルタントのTOMOYUKIです。

さっそくですが、みなさん相続税の実務経験はどれほどお持ちでしょうか。

私はバキバキの素人です。

なので、会計事務所でお客さんから相続税について聞かれても、素直に相続の経験は全然ないので分からないと答えることもしばしばでした。

しかし、今後は相続税に関連する業務に携わる場面もあるでしょうし、相続の知識があるということは、100利あって1害もないでしょう。

そういった状況の中、Twitterで活躍されているジンノ税理士が相続実務家セミナーを大阪でされるということで、今回、そのセミナーに参加してきましたので、その内容をまとめました。

若ハゲ税理士ジンノという男

キャラクター

「若ハゲ税理士」これは何もディスっているわけでもなんでもなく、ジンノ先生が自称している愛称である。

強烈なインパクトだ。

愛称の通りお世辞にもフサフサではない。

ツイッターなどで、「毛」や「はげ」、「光」などのキーワードを見つけるとすかさず突っ込むフットワークの軽さを持っている。

自らのコンパレックスを惜しげもなくさらすところは誰でも出来ることはないと思う。

実績

「若ハゲ税理士」という愛称が強烈で、税理士と頭皮の情報しか入ってこないが、実務家として相続税の申告を数多くしたという実績がすごい。

普通の事務所であれば、相続は1年で1,2件あるかないかではないだろうか。

ジンノ先生は、年間30~40件こなしていたそうで、累計100件以上の申告をしてきた。

そのため、相続税の超絶ややこしい案件や、揉めた案件、税務調査のご経験が豊富なのである。

このような特化したご経験を持っていて、自主開催セミナーをされている税理士は全国的にも珍しい。

そこで、相続申告がバキバキの童貞である私は受講しに行ったのである。

 

 

 

伸びしろしかない

さきほど言ったように、私は相続税はほぼ童貞である。

私の実務経験では、普通の会計事務所を2社、法人設立に特化した税理士法人1社の計3つなので相続実務を経験することはなかった。

なので、私は事業活動が今から生まれていく過程での申告業務の経験は比較的多く経験したが、人が死ぬなどいわゆる終わり場面の申告業務の経験についてはほとんど経験することがなかったのである。

なので、セミナー中は小規模宅地を略した「ショウタク」という言葉も分からないですし、セミナーについていくのが精いっぱいでした。

しかし、ほぼゼロから知識を入れているので、いわゆる伸びしろは目いっぱいあるといえる。

本なので、徐々に積み上げることも出来ると思うが、セミナーで経験豊富な人から聞くことで約2時間みっちり相続のノウハウを得ることが出来たと思う。

 

 

税務調査経験が豊富

セミナーの中で、ジンノ先生の経験則として、相続の税務調査は3年こなければ一定の安心をすることが出来るらしい。

税務調査のよくあるケースとしては、申告して1年後の秋ごろとのことだった。

税務署では7月ごろに人事異動があるので、その後満を持してくるとのことで、ここらへんは法人、所得の申告と非常に似たところがある。

ただ、税務調査の割合は相続税の方が多いと感じた。

そのため、法人を多く経験しているよりも相続を多く担当している方が、税務調査経験は多いように感じた。

法人の場合は、3年ほど経たないと基本来ないというところと、相続の場合は一回あたりの金額も多いため、税務調査の割合も比較的多くなると思った。

 

 

 

確認書を重視

あと、相続税の実務で特徴的と感じたのは、相続人から確認書をもらうケースが多いということだ。

相続の場合、法人と違い申告者が複数いる場合が一般的となる。

そのため、税理士の思うように申告してくれなかったり、分割協議が出来なかったりと杓子定規にいかないケースが多くなる。

つまり、法人申告などと比べて、予定外のことが多くなる。

このあたりは、ジンノ先生も『相続税申告は申告の数だけ答え』があるという言葉で表現されている。

なので、上記のように予定通りいかない場合は納税者から確認書をもらってリスクコントロールをするケースが多くなるのだと思う。

 

 

書籍紹介

ジンノ先生が、オススメを紹介されていたので、ここで紹介したい。

相続税実務関係

 

法人税実務関係

 

まとめ

会計事務所には、相続税の申告の経験をする機会が少ないことが多い。

私もその1人だったので、相続の話は無意識に敬遠していることがあった。

相続税の書籍を読んでも知識は得ることが出来るが、民法などが関係すると理解の難易度が上がる。

そこで、詳しい人のセミナーを受けると、相続税の申告でも法人などの実務経験と重なる部分があることに気づくことが出来る。

今回のセミナーで相続に対する苦手意識を少し解消出来たことが一番の収穫だった。

 

 

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丸山友幸(まるやまともゆき)
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。 ウインタースポーツに打ち込みたいけど3月の確定申告がご不安な方はぜひご相談を!! 前走の私が直接対応させていただきます!! 既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。 著書「研究計画書の書き方 Kindle版」発売中 よろしくお願いします。