昔勤めた2世税理士にもコンプレックスがあったのでは?と考える

本題

ちょっと昔話になるのですが、私が28歳ぐらいの時、初めて税理士事務所で勤務しました。

今から12年前ですが、当時の所長は2代目税理士で先代から受け継いだクライアント、従業員を抱えていました。

今思うと、立派な所長だったと思うのですが、当時は2代目だから事務所を構えて順風満帆に経営しているんだと勝手に思っていました。

しかし、今考えるとそんな所長もコンプレックスを抱えているように感じました。

というのも、その所長は2代目ですが5科目合格で税理士になった人だったからです。

税理士試験を受験している人だと5科目合格がどれだけ難しいことか分かると思います。

私もそうですが、大学院で2科目を免除するルートを目指す人が多くなっています。

そもそも大学院免除は税理士2世のためのルートと言われることもあります。

その所長も大学院の費用を工面できないわけはないでしょうから、自分の意思で5科目合格の道を選択されたのだと思います。

これが当時は考えていなかったけど、今になって振り返って思うことです。

そこには、2代目としてのコンプレックスがあったのではないでしょうか。

それは、当然税理士になるんでしょという周りの目で、2代目だから環境の良い形で簡単に取れるんでしょという偏見です。

だから、実力で5科目を突破するルートを選んだのではないでしょうか。

自分は、逆に2代目に負けるかと、その所長を見て勝手に意識をしていましたが、2代目は2代目なりの思いというのがあるのかなと思います。

税理士は世襲制ではないので、2代目という見方も間違っているかもしれませんが。

立場が違うと、なかなか理解し合うことは難しいと思いますし、当時は所長といち従業員なので対等な立場で話をすることはできませんでした。

同じ、近畿税理士会に所属している税理士同士なので、今度また会うことがあれば、先輩税理士として2代目の苦悩などを聞いてみたいと思います。

 

息子&娘(5歳8ヶ月&1歳9ヶ月)の成長日記

病児保育に行った娘。

最近、病院に行くことが多かったので、おもちゃの聴診器で私の胸を診察してくれます。

将来は女医かな笑

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