本題
情報がすぐ手に入る時代
今は、インターネットで情報が溢れている時代です。
税金の情報に関しても調べれば、すぐに出てきます。
そのため、税理士だけが持っている情報というのも昔に比べると確実に少なくなっています。
そんな中、税理士に求められるもので昔と変わらないと私が思うのは、納税者だけの数字だと思います。
数字
数字とざっくりと表現しましたが、税金や、決算予測、キャッシュフロー、ふるさと納税の限度額など、情報はあれど自分で取得した情報が本当に正しいのか知るためには、正確な知識が必要になります。
例えば、ふるさと納税の限度額の試算、これは、結構身近になっています。
ふるなびやさとふるなど様々なサイトで簡単なシミュレーションができるようになっています。
こちらは、ふるなびのシミュレーション画面になります。
給与収入を入力すれば、算出できるようになっています。
しかし、全ての人がこのシミュレーションで正確な数字が出せるかというと、それは違います。
まず、自営業者の方はご自身の事業所得を給与収入に引き直して数字を入力する必要があります。
また、詳細入力を行うことができるこちらの画面。
社会保険料などを入力する項目です。
これを入力すべき人は、社保ではなく国保などに加入している人になります。
このような大衆向けのシミュレーションは、基本的にサラリーマンで社保に入っている人をターゲットにしています。
社保の計算は給与収入でほぼ決まるため(賞与などで多少変動します。)、簡単に計算することができます。
ただ、もちろん国保に加入している人もいれば、未加入の人もいるわけで、こうした大衆向けで無料で使用できるシミュレーションでは、正しい知識がないと間違った数字が計算されてしまうことがあるのです。
無料より怖いものはない
上記のブログでは、間違った計算をしてしまうサイトを紹介しています。
そのブログで紹介したサイトは、国保の計算が簡単にできるというものですが、そもそもの計算のベースが過去の古い計算式になっています。
なので、実際の金額よりかなり低く計算されてしまいます。
じゃあ、これを使って間違った計算をしてしまった責任は誰にあるのか。
もちろん、それは無料で使った本人になります。
このように、ネット社会というのは、情報を取得する点では非常に優れていますが、それが正しいかどうか正確に判断するには、しっかりした知識が必要になります。
そういう意味では、税金の専門家である税理士に求めらることというは、今も昔も変わらず、正確な数字ということになるのではないかと思います。
まとめ
税理士は、税金の専門家になります。
インターネットが発展して専門情報も昔と比べて取得しやすくなっていますが、計算した税金の数字の信頼を担保できるので、今も昔も税理士だけになるかと思います。
編集後記
今日は、ふるさと納税の限度額について、クライアントさんに伝えていきます。
息子&娘(4歳1ヶ月&0歳1ヶ月)の成長日記
ウインナー大好きな息子、朝、2本減っていることに気づき、ヨガを受講している途中、ウインナー食べたなーと詰められました。
ヨガ日記(SOELUソエル)
今日は、モーニングストレッチを受講。
初めて受講する講師の人でしたが、内容も新鮮で、頭頂のツボを自分で押す動きなど、非常に気持ちが良くリフレッシュできました。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。
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