ダイレクト納付を推奨してきて、効果を実感するタイミング

本題

去年から、

一部のクライアントにダイレクト納付を推奨して、

少しずつ納付方法を切り替えてきました。

全てのクライアントに対してではなく効果の大きいところから。

そんな進め方でしたが、

ようやく効果を実感できる段階に来たかなと感じています。

その実感が一番大きいのが、

源泉所得税の納付のタイミングです。


年末調整と源泉所得税の納付

この時期は、確定申告直前ではありますが、年末調整の時期でもあります。

  • 従業員に対する年末調整の還付

  • 国に対する源泉所得税の納付

この2つ資金の動きが同時に発生します。

従業員への還付処理は、

当然ながら個別対応になりますが、

問題は国に対する源泉所得税の納付です。

全クライアントが、

ほぼ同じタイミングで納付になるため、

作業が一気に集中します。

法人のクライアントが多い会計事務所の繁忙期というのは、

個人の確定申告ではなく、実は年末調整の時期というのも珍しくありません。


紙の納付書の手間

紙の納付書で対応する場合、

実務の流れはこうなります。

  • 税務署に行って納付書を準備(1回に5枚ほどを請求して、少なくなってきたら補充をしています。)

  • 手書きで納付額を記入

  • 送り状と宛名入り封筒を用意

  • 郵便局で特定記録で送付

1件1件は大したことがなくても、

件数が増えると、

確実に時間を奪われる作業です。

そして、従業員がたくさんいたりすると金額が高額となる大変神経を使う業務です。


ダイレクト納付の場合

これがダイレクト納付になると、

作業の流れが一変します。

  • 電子上で納付書を送信

  • e-taxのメッセージボックスから受信通知を確認

  • 1月20日納付日を指定して、ダイレクト納付の手続きを予約

  • クライアントへメール等で通知※今回の税額を伝えて引き落とし口座の残高の確認を依頼します。

これで完了です。

外出も、手書きも、郵送も不要。

もちろん切手代も封筒代も不要です。

紙から電子に切り替わるクライアントが

増えれば増えるほど、

工数が確実に減っていくのを感じます。


電子ならではの注意点

ただし、

電子だからこその注意点もあります。

それが、納付日の指定です。

電子上の確認だけで進めてしまうと、

納付日を間違えたらアウト。

メッセージボックスの受信通知には、

  • 年度の選択肢に

    2026年・2027年が並んで表示されて

  • 「あれ、今年って何年だっけ?」

    と一瞬考えてしまう場面もありました。


最後は人の目で確認

だからこそ、

  • 申告後にPDFを出力

  • 納付日が正しいかをしっかり確認

この一手間が何より大事です。

ダイレクト納付は、

工数削減という意味では

本当に強力な仕組みですが、

日付間違いなどで簡単に納付漏れが発生します。

そうならないためにも、

2重3重でチェックをして運用していきたいと思います。

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丸山友幸(まるやまともゆき)
スキー検定1級持ち、現在テクニカル挑戦中の税理士・行政書士です。 前走の私が直接対応させていただきます!! 既婚で、8歳の男の子と4歳の女の子の父親です。 著書「研究計画書の書き方 Kindle版」発売中 よろしくお願いします。