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個人事業主が年内に確定申告を始めるメリット5選

本題

確定申告は、年内から始めるとメリットがあります。

そのメリットについて、まとめてみたいと思います。

届出書の期限のメリット

届出書には、いつまでに提出しないと効力が出ないというものが多く存在します。

例えば、青色申告についても3月15日までに提出しないと、翌年以降からしか特例の効果を受けることができません。

最近、インボイス制度が開始されました。

これによって、消費税の納税をしないといけなくなった事業者の方も多いかと思います。

消費税の届出については、所得税よりもシビアになります。

その理由は、所得税は事業者以外の方にも関係があるのですが、消費税は事業者しか負担をしないため、所得税より消費税の法律の方がより厳しくなっています。

消費税については、原則課税にするのか簡易課税にするのかの大きな選択がありますが、この選択は年内にしなければ効力がありません。

一度、設定してしまえば、継続になりますが、その選択を辞める場合も年内に行う必要があるなど、消費税の選択はシビアなのです。

その選択を行うためにも、確定申告は年内に行うメリットがあります。

ふるさと納税などの節税メリット

ふるさと納税については、その年の所得がいくらになるかで、限度額が異なります。

そのため、ギリギリの金額までふるさと納税を行いたい人の場合は、今期、どれぐらいの所得が出るか予測するため、確定申告の集計作業を年内に始める必要があるでしょう。

また、どんぶり勘定と大きく計算が変わる可能性があるのが、設備工事などを行なった年です。

工事については、内容に応じて、全額経費になる場合と、ならない場合があります。

それは、明細を確認しないと判断ができません。

年内に確定申告の集計を始めることで、ふるさと納税をする際の限度額の誤差を小さくすることが可能になります。

余裕を持って税理士への依頼のメリット

今度は、税理士に確定申告を依頼する場合についてのメリットについてになります。

税理士事務所の繁忙期は、1月から3月に掛けてになります。

この時期はどの事務所も確定申告で忙しくなります。

すると何が起こるかというと、駆け込みで確定申告を受けれる事務所と断る事務所に分かれます。

顧問契約が主な収入源の税理士業では、年に1回しか売上にならない確定申告というのは、依頼自体を受けない税理士事務所もあるぐらい税理士の仕事としての優先順位は下がります。

すると、駆け込みでの確定申告の料金は、速達郵便と同じように割高の報酬に設定しがちです。

そもそも繁忙期のため、確定申告ギリギリになって申告となる場合もあるでしょう。

それまで、いくら税金が掛かるか分からず過ごすことになります。

年明けに税理士に依頼すると、報酬が割高な上に確定申告ギリギリまで税額が分からないため心理的なストレスにもなるので良いことは1つもないでしょう。

税額を事前に準備できるメリット

年内から集計を始めておくことで、結果的に2月までに確定申告を終わらすことができることになります。

納税期限の3月15日まで2週間以上時間があることになります。

2月に確定した税額を納めても良いですし、3月に入ってから余裕を持って納めても良いです。

もしギリギリに確定申告をしている場合、例えば、3月15日の銀行の窓口はどうなっているでしょうか。

納税を行う人で大混雑しているのは想像するのは容易ではないでしょうか。

また、税務署に行って申告する場合でも、3月15日直前の税務署は非常に混んでいます。

前もって税務署に行くことで、そういったストレスに晒されることなく確定申告をすることができます。

確定申告をする方法の選択肢が広がるメリット

確定申告と言ってもその方法は色々あります。

  • 会計ソフトは何を使うか
  • 紙で提出するか電子で提出するか
  • 家でやるか税務署に行くか
  • 税理士に依頼するかどうか
  • 税理士に依頼する場合、誰に依頼するか

などです。

確定申告の期限が迫ってくると選択肢がどんどん狭まっていきます。

ご自身で会計ソフトを使用するにしても、それぞれのソフトの使い方が異なるため、操作できるようになるまで時間が掛かります。

電子申告をするためには、マイナンバーカードが必要で、発行には時間を要します。

家で電子で確定申告をするのが理想ですが、パソコンとカードリーダーが必要です。

税理士に依頼する場合でも、まずは必要資料の請求から始まるため、税理士に依頼したら何もしなくて良いというわけではありません。

前述しましたが、どんなに希望の税理士がいたとしても、経営方針によっては年一の確定申告を受けていない税理士もいます。

確定申告時期が迫ってきたら繁忙期で受けるキャパがない場合もあるため、、選択肢は自ずと狭まくなります。

まとめ

年内に確定申告を始めるメリットを5つ紹介しました。

税理士に依頼するしないに関係なく、個人事業主が年内に確定申告を始めるメリットは多くあります。

特に消費税や所得税の届出書は、遅れると税理士でもどうしようもないので、そのようなことを防ぐ意味でも、確定申告は早めに始めた方が良いと言えます。

 

息子&娘(6歳1ヶ月&2歳1ヶ月)の成長日記

海外の激安通販サイトで、フィギィア用のショーケースを購入しました。

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丸山友幸(まるやまともゆき)
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。 ウインタースポーツに打ち込みたいけど3月の確定申告がご不安な方はぜひご相談を!! 前走の私が直接対応させていただきます!! 既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。 著書「研究計画書の書き方 Kindle版」発売中 よろしくお願いします。