本題
営業ノルマ
私が新卒で入った会社は、某食品メーカーの営業職。
ノルマがありました。
そこのノルマは前年比110%とか120%という形で進捗を追う形でした。
営業は花形の職業だと、当時、頭がお花畑の私は何も迷うことなく、入社しましたが、ノルマに嫌気が差しました。
というのも、だから何と思ったのです。
売れるか売れないかなんて、営業マンだけの力ではないです。
特に私の入った会社は自社商品を扱っていたので、そのブランド力があって、営業の話を飛び込みでも聞いて貰うことができます。
いくら有能な営業マンだからといっても、クズのような商品だとマルチの勧誘みたいな感じでないと売れないわけです。
なのに、営業マン1人1人にノルマを課すことが、とても無意味に思い、わずか2年ほどで退職しました。
サラリーマンの給与の仕組み
サラリーマンの給与の仕組みは、基本的には時給になります。
そこに賞与があるかどうか。
1日8時間、月に20日以上働くことで勤怠をつけて、給料が計算されるわけです。
ノルマを達成したからといって、給与と連動するかどうかは会社次第なわけです。
今、話題になっている中古自動車販売会社では、上司が部下の生死与奪権を持つと社内規定にあるとかないとか騒がれていますが、ノルマを達成したからといって給料に直結するかどうかは分からないわけです。
そうなってくると、ノルマを達成する意味とはなんぞやとなるわけです。
月末になると、ノルマを達成してないことで激詰される人を見てきましたが、しょうもなと思っていました。
不合理な行動につながる
そして、無理なノルマは不合理な行動へと繋がっていきます。
例えば、営業マンのサボりとそのサボりを監視するために探偵を雇う会社もあるそうです。
これは逆にノルマを課していないのでしょうか。
どういう状態でしょうか。
とある自動車販売会社では、ノルマを達成するために車にわざと傷をつけて保険の請求をしていたとかいないとか。
犯罪?ですかという行動につながっています。
入社前にノルマの説明を!
企業は、入社前にノルマの説明をして欲しいものですね。
例えば、とある自動車販売会社であれば、月間のノルマがこれぐらいあって、それが未達の場合は自腹で立て替えるなど入社前に説明しないといけないのでは。
しかし、これでは誰も入社しませんか。
とはいえ、会社と従業員の関係性は雇用契約に基づくもので家族関係でもなんでもありません。
雇用契約に基づかないものは法律上は無効のはずです。
ノルマの達成未達成というのは雇用契約には何も書いていないのではないでしょうか。
月給〇〇円、残業代、賞与が○カ月分などが決まっているだけではないでしょうか。
当たり前のようにノルマがありますが、あまり意味がないと思うのは、私だけでしょうか。
まとめ
ノルマは意味があるでしょうか。
今回の不正も、意味不明なノルマ達成のために不合理な行動をした結果、発生したようなものです。
私もノルマが嫌いで営業を辞めましたので、今回の不正については思うところが強くありました。
息子&娘(5歳10ヶ月&1歳10ヶ月)の成長日記
家のベランダでプールをしました。
小さいプールですが、息子と娘は大はしゃぎでした。
夏のプールは小さくても鉄板です。
スキー検定2級持ち、現在1級挑戦中の税理士・行政書士です。
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既婚で、7歳の男の子と3歳の女の子の父親です。
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