【書籍プレゼント企画】えらてんさんの「しょぼい起業で生きていく」を税理士がレビュー

こんにちは!

 

みつばち会計事務所の丸山です。

 

起業や税務の本は週に2、3冊程度読んでいます。

 

起業というと借入をしてという話が多い中、一冊の本に出会いました。

 

それが、「しょぼい起業で生きていく」になります。

 

 

作者はえらいてんちょうこと、矢内東紀(やうちはるき)さん、現在、しょぼい政党というリアルな政治団体を立ち上げて市議会選挙に臨まれています。

 

この本は、そんな矢内さんの代表作になります。

 

プレゼント企画の条件

今回は、私が持っているこの本を1名の方にプレゼントします。

 

応募条件は、「みつばち会計事務所」のチャンネル登録の上、概要欄にあるリンクからチャンネル登録されたアドレスの名前とご連絡可能なメールアドレスをご記入の上ご応募ください。

 

当選発表は、1月31日に動画にて発表させていただきます。

 

 

店に住む

この本が他の起業の本と違うのは借入を念頭に置いていないという点です。

 

一般的な起業の本は、日本政策金融公庫で借りる方法を解説して事業計画書などの重要性を話すことが多いです。

 

その一つの手段として「店に住む」という大胆な方法を説明されています。

 

この本で説明されている事業の計画の順番はこうです。

まず、店舗を借ります。

 

ここで「店に住む」が効果を発揮します。

 

サラリーマンであれ自営業者であれ、家は必要で家賃が必ず発生します。

 

この本では、これを「生活の資本化」と名付けています。

 

参考のために「今までの起業」のパターンも見ておきましょう。

まずは、資金集めになります。

 

要するに借金ですね。

 

もちろん返せなければ倒産になります。

 

それが起業のリスクです。

 

店に住むことで倒産のリスクが100%なくなるかというとそうではないと思いますが、小さく事業を始めることはとても大事なことです。

 

もう一度、戻りますが、事業が軌道に乗ってきたら「設備を整えたり」「営業」を行っていくことで事業が軌道に乗らなかった時のリスクを最小限に抑えることができるということです。

 

生活の資本化

この本では「生活の資本化」について具体例が挙げられています。

 

その中の一つを紹介したいと思います。

 

この図で特に注目して欲しいのは、作物の種類になります。

 

キャベツや人参といった普通の野菜です。

 

これらは、普段自分たちが食べているものになります。

 

分かりやすくするためにに、「生活の資本化」と真逆の考え方の図をお見せします。

 

作物が高級食材とされるイチゴやメロンになっていますね。

 

しかも、大量生産です。

 

もう一度、「生活の資本化」のモデルケースに戻ります。

 

何も農家になりなさいと言っているわけではなくて、自分が生活の中で普段していることの延長で事業をしたらどうですかと提案していることです。

 

例えば、私も先日こんなツイートをしました。

 

コメダで一緒に経理をやりませんかというものです。

 

私にとって経理をすることは当たり前のことです。

 

現に、私は毎月月初には必ず領収書の整理と会計ソフトでのチェックを行っています。

 

なので、喫茶店で無料で一緒に経理をしたとしても私には損する部分はなく、人が集まらなかったとしても普段の自分の業務を行っているだけで全く問題ありません。

 

つまり、「生活の資本化」とは生きている上で当たり前に行っていることを中心に事業へと昇華していくための考え方だと言えます。

 

協力者を集める

これまで話を聞いていただいた方にはお分かりかもしれませんが、「しょぼい起業」とは固定費を極限まで掛けない事業の運営になります。

 

経営の話で頻繁に出てくる固定費の中に人件費があります。

 

従業員やパートを雇うと固定費が発生します。

 

店の売上が上がろうが下がろうが人件費は発生します。

 

しかし、店舗を開いている以上は人の力が必要な時はあります。

 

そんな時に矢内さんが考える「協力者」の作り方とは主に5つになります。

 

矢内さんは、人が動く原動力はお金だけではないと言います。

 

すると頼んでもいないのに、店の手伝いをしてくれる人が現れるそうです。

 

実際に矢内さんのTwitterなどを見ると人が集まっていますので、お金など関係のない友好関係を築かれているんだなと思います。

 

まとめ

この本で書かれていることの一つが店に住んでしまうという起業のやり方です。

 

その根底となる考え方が、生活の資本化で、それは、普段の生活を事業を切り離さずに生活の延長として事業展開を考えるという概念になります。

 

そして、矢内さんの周りには常に人が集まっていますが、それはお金をだけではない友好関係を築いているからと言えるのかなと思います。

 

最後に、この本が欲しい方はチャンネル登録と概要欄のリンクからご応募下さい。

 

編集後記

このプレゼント企画は、休日に息子とデトックス空間で遊んでいる時に閃きました。

昨日の息子との休日ブログはこちら

チョウチョの温室が目玉!ショートムービーで行った様な気分になれるかも。

 

息子(2歳)の成長日記

今日は、奥さんが保育園に連れて行きましたが、父ちゃんとブーブー乗りたいと言っていたので、休日が楽しかったのかなと嬉しくなりました。

 

一日一考

「しょぼい起業で生きていく」の矢内さんのスピード感は半端ないです。

 

私も、1事業主として見習わないといけないと思います。

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