【個別株投資】リスクを考える、下げ幅の比率1日でマイナス23.19%

本題

2024/05/09の下げ幅ランキング

2024/05/09の下げ幅の比率が、東証プライム市場のレノバ という会社が23.19%でトップでした。

もし、100万円投資していたら、1日で77万円程度になってしまうということになります。

ちなみに、2位のヤマトHDの下げ幅が11.86%なので、23.19%がいかに尋常ではない比率なのかが分かります。

個別株投資のリスクを考えた時、このような株を1点買いすると資産の2割が1日でなくなってしまうことが現実に起こるというのが最大のリスクではないかと思います。

レノバ3ヶ月チャート

チャートは、楽天証券より引用

これが、2024/05/10の3ヶ月チャートになります。

2ヶ月ほどでじわじわ

2024四季報春号

こちらは四季報の情報になります。

再生可能エネルギーの発電など次世代の事業が主力のようです。

過去のチャートを見ると、1度ヤグいぐらいの下落がありますね。

下落の原因

今回の下落の原因は主に2つ考えられます。

1つは、2024年3月決算における営業利益の大幅な縮小です。

前年対比マイナス43%で、投資などで営業外で補填したことで、経常利益が前年対比プラス45%でした。

ここから、本業の経営が成長していないことが読み取れます。

2つめは、2025年3月決算の予測の営業利益が2023年対比でマイナス80%となっていて、本業の苦戦が予測されています。

データは、楽天証券より引用

四季報との比較

四季報の2025年3月決算の予測数値は、営業利益が120億円だったのに対して、5月8日に発表された最新の予測では、10億円の予測となっています。

下手すると赤字転落の可能性もあると思いますが、再生可能エネルギーという次世代ベンチャー的な事業というのは、時流に影響されやすく安定しないのだと思います。

これを受けて、下げ幅の比率がダントツトップという結果になったものと思われます。

まとめ

個別株投資のリスクを考える時、下げ幅ランキングを見るというのは有効だと思います。

特に決算などのタイミングで株価は大きく動きます。

その内容を受けて、投資家が動くと株価も動くので、決算の前後は要注意が必要で、そのリスクを許容できるかどうかが株式投資をするかどうかの判断基準となるのではないでしょうか。

また、リスクを下げる方法としては銀行や製造業など固い事業を主軸にしている会社を選択していくことも1つの対策と言えるかと思います。

 

息子&娘(6歳8ヶ月&2歳8ヶ月)の成長日記

小学校に上がると、今までの500mlの水筒では小さいらしく、1Lの水筒をAmazonで購入してあげました。

翌日配送でしたが、いつ届くのかソワソワして待っている息子の姿が可愛いです。

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