本題
シルバー人材センターは雑所得
シルバー人材センター、聞いたことがある人も多いと思います。
駐輪場の整理とか、公園の掃除など、シルバー人材センターの人が仕事をされている場面を見ることがあります。
【加入資格】
① 市内に在住している人。
② 健康で仕事をする意欲のある人。
③ ６０歳以上の人。
④ 会費（年間経費）は１，８００円です。尼崎シルバー人材センターHPより
実は、私もシルバー人材センターへお仕事を依頼したことがあります。
危険を伴わない仕事であれば、一般の人でも依頼をすることが可能です。
時給1,320円で仕事をしてもらえるので、ちょっと撮影を手伝って欲しいとか、病気の親の見守りをしてほしいなどのもう１人いればなを解消して貰うことができます。
さて、私もシルバー人材センターのお仕事ですが、これは給与収入ではありません。
実際にシルバー人材センターをお仕事をされている方の収入明細を確認させて貰ったことがあるのですが、税務上、雑所得に該当します。
結構、意外ですよね。
私も意外でした。
雇用契約を巻いているわけではないので、ウーバーイーツやフリーマーケットと同じような取り扱いとなっています。
年金収入も雑所得
６０歳以上の方しか、シルバー人材センターで働くことはできないようになっています。
元気な方であれば、８０歳とかでも働かれている方もいらっしゃるようです。
そうなると、年金が６５歳から支給されるため、年金とシルバー人材センターの収入の２つが生じるわけです。
年金は、雑所得（公的年金等）として税金の計算上は取り扱われますが、こちらは年金支給の際に源泉徴収という形で税金が天引きされているため、基本的には確定申告は必要ありません。
問題なのは、シルバー人材センターの収入は源泉は引かれていないという点です。
この場合は、確定申告が必要になります。
源泉徴収のないところに申告の必要ありということになります。
確定申告は必要
確かに、年金受給者は、他に２０万円以下の所得があったとしても確定申告の必要はないのですが、それ以上に収入がある場合は、確定申告が必要です。
20万円ということは、月1.6万円程度なので、これ以上にシルバー人材センターで稼いでいる方は多いのではないかと思います。
つまり、月に２万円以上稼いでいるような方というのは、確定申告が必要ということになります。
雑所得の計算で、直接掛かる経費は収入から引くことができますが、該当するものは少ないと思います。
あって、現場までの電車代程度ではないでしょうか。
それを差し引いても、年間で２０万円を超える収入がある場合は、確定申告を行ってください。
まとめ
シルバー人材センターの収入は、ウーバーイーツなどと同じように雑所得に該当します。
ただし、年金受給者は、その収入が20万円以下の場合は確定申告の必要はありません。
現場までの電車代などを差し引いても年間に20万円を超える収入がある場合は、確定申告の必要があります。
息子&娘（５歳７ヶ月&１歳７ヶ月）の成長日記
和歌山旅行で、パンダに支配されました。
パンダの帽子、アニアのパンダ、パンダのポップコーンボックス、食パンダのキーホルダー、パンダのマークの入ったサラダボウルが新しい仲間に入りました。
息子は、保育園カバンに食パンダのキーホルダーを着けて登園しました。
スキー検定２級持ち、現在１級挑戦中の税理士・行政書士です。
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既婚で、７歳の男の子と３歳の女の子の父親です。
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